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2018年03月21日23:26

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テックワン　CARACLE-Sの顛末

3年越しで、漸くCARACLE-Sのヘッドチューブの傾きの修正を実施しました。

今までの顛末を含めて日記にしておきます。

私が購入したテックワンのCARACLE-Sは、前輪、後輪、ヘッドチューブ、シートポストといった、ありとあらゆる所の角度が滅茶苦茶で乗るに堪えられない状態でありました。

具体的には（BBを正として車体後方から見て）
1.　シートポストは3度程、左に傾いている
2.　リヤエンドは左側が3㎜高い（リヤホイールが右に傾く）
　　※サスを最も縮めた状態でも左右の差は2㎜以上の差があります。
　　　なので、サスがフルボトムしたところでリヤホイールは右に傾いています。
3.　ヘッドチューブが3度程、右に傾いている

この歪みは、お世話になっているビルダーさんが定盤に載せて下さったことで確認しています。

メーカーのテックワンに言わせると、メーカー基準内の歪み、ということで全く対応する気は無し。
乗るのに支障は無いでしょ、とはメーカーの談ですが、乗ってると腰は痛くなるは、腕は痛くなるはで支障出まくりです。

メーカーが全くアテにならないので、多くの方のご厚意により、下記の修正を行っています。
1.は、シートポストを34㎜から31.8㎜に変更し、細くした分角度を付けたシムを作成し、シートポストの角度を補正。
2.は、半円状の3㎜の板をエンドに接着することでホイールの軸位置を補正。
3.は、少し定盤に載せた時修正したのですが、まだ傾きが残る状態。

で、本日は、ヘッドチューブの傾きを修正する作業を行ってみました。

この作業を思い至ったのは、フレームを固定する術を思い付いたことと、28.6㎜径の鉄パイプが入手出来たことによります。

BBを庇の柱にクランプで固定。
フォークを抜いて、代わりに28.6㎜の鉄パイプを差し込み準備完了。
BBに対して、補正していただいたシートポストは傾き無しの状態です（感謝！）
それに対して、ヘッドチューブに差し込んだ鉄パイプが右に傾いているのが分かります。
自転車買ってヘッドチューブとシートチューブが逆方向に傾いているとは思いませんからねぇ、、
当初はシートポストが数値以上に傾いていると思い込んでしまいました。