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2018年04月23日22:26

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己の錆びれた感性や常識、習慣性がセクハラという「公害」を世にもたらす。

これもまた、昨夜に記した内容と被って来る反応が、
モロにあちこちに出ているわけで・・

“いや、晩婚です” ← こんなことを平然という輩・・。
何もね、変われない自分、思考や感覚が硬直した自分を殊更アピールせんでも
よかろうもん。

大体、「適齢期」って何を基準にしてるんだって話。
単に年齢だけを基準にしてるんなら、中身スッカラカンで結婚という概念なんぞ
からっきし理解してないってこと以外ないのだが・・

他方でもう一つある理由背景。いわゆる「出産適齢」。
これが後押し、底上げしていることは充分考えられるわけで。
女性という性にある特性を背景にした、固い言い方にするなら“動物学的”見地。
これ即ち、いつぞやの「産む機械」に共通する感覚。

こうした言説、男ならば先ず以って本質的に「もてナイ男」の典例。
女の場合、結婚を単なる「第二の人生への就職」とみなす思考。
その象徴が「婚活」であり、これ「就活」と全く同義。
独身であり続けること=無職という感覚に陥る。

結婚が出来る条件として“出産適齢”にあることを、嫁に貰って頂くための
有力なアピール材料にしているという。つまりこの時点で「嫁入り=就職」。
旦那になる男が“雇用主”で、女性が被雇用者という関係性。
一方の男性(雇用主側)も、出産適齢を採用条件にしているという。
男性からすれば嫁が貰えない・来ない=不人気企業雇用主の感覚。

だからゆえ、後に女性が「こんなはずじゃなかった(こんな会社だと思わなかった)」
とし、離婚の数や内情が現状のような有り様を呈し、旦那である男(雇用者側)は
「堪え性のない最近の女性(社員)」と嘆き、あるいは「近頃の女性は・・」
なんぞと言って抜かす旧世代・・という構図。

そもそも結婚や結婚生活は「男と女の共同プロジェクト」であって、
仕事に換言するなら“共同経営”。事業を始めるのに遅いも早いもないのであり。
ましてや夫婦・家庭という、個々に皆異なる類型分野にあたって
開始の早い遅いは事業経営にとって何らのマイナス要素じゃないのであり。
なぜならば、この事業には「顧客」という対象や概念がないから。
ゆえに、各々独自の経営理念で自由に運営出来る事業が「結婚生活」。

ここがちゃんと理解出来、男女共に共通認識にある限り、晩婚もへったくれもないのね。
若かろうがそうでなかろうが、個々の精神的・価値的充足度を満たした時点での婚姻が、その者にとっての適齢であり、特殊事業体であること理由にして
他者や世間が早い遅いを評価する何物の基準もそこにはないんだな。

この場合のハラスメント・・。直接的な意味合いでのハラスメントであることも
そうだけど、それ以上にあるのはセクハラを行う者による
「古い固定観念から脱却出来ない自分」を投映している事実であるということ。

常識や価値観は、時代性や社会環境らによって変化し得るもので、
未来永劫普遍的なものでは何らもない・・という前提定義であるものを、
根本から見誤ってるのね。一旦自身に根付いた概念性が変わりゆくこと、
その対応がし難いことへの抵抗感。それだけの話だったりする。

それを端的に示す、記事にぶら下がる反応が「いちいちめんどくせぇ」というヤツ。
面倒だという己のその感覚が、時代性や社会変化への柔軟性・適応性の欠如を
ものの見事に指し示しているのであり。
つまりこれは「変化に対応出来ません」という自己アピールに他ならず。

昨夜書いたこととも重複するけども、これは体罰論にも共通する概念や価値性と同じで、
自身の経験値や通って来た一時代性を絶対根幹とし、そこは是が非でも正しいと信じ、
その上で「これは暴力じゃない、体罰・躾なのだ」と固着するものと同義。

セクハラも同様。「これは言葉のアヤだ」「こんな程度も許されないのか」
「これは単なるジョークだ」・・己に拠る社会と時代への不適合性を、
覆い隠さんとするかの如き単なる言い訳論なんだな、これ。

セクハラやパワハラは、実は受ける側による弱さだとか何だとかではなく。
単に施す側に拠る「錆びれた感性や習慣性」がもたらす“公害”なのですよ。。

NHK松尾アナ、寺門アナに「婚期遅れ」発言し謝罪
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5083232
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