神岡と黒部を廻る旅、最後は安曇野〜諏訪の保存車めぐり。約2ヶ月遅れ日記。
☆=写真拡大可
・7月15日 その3 安曇野〜諏訪の保存車
扇沢は標高があるのか暑いとはいえ乾燥してるのか少しは爽やかでしたが安曇野の盆地へ降りると茹だるような暑さ! 多分35℃超と思われJEEPのサイドオープンでの走行も入ってくるのは熱風・・・でも風なので、まぁ何とか
まずは信濃松川の安曇野ちひろ美術館に隣接したトットちゃん広場に保存されてる旧長野電鉄の電車。最近たまたまこの付近の事をHPで見てたら電車の保存車があることを知って、殆ど寄り道無しで行ける位置なので立ち寄った次第です。
☆ 整備された公園に綺麗にレストアされた電車が見えます。
☆ 元長野電鉄デハニ201。大正末期の製造で製造時期と外見から製造メーカーは違いますが上毛電鉄のデハ101と同じような規格電車なんでしょうね。別の場所に保存されてたのを比較的近年に、ここへ移動、保存されたもの。
☆ 両ホーム状態なのが写真としては、ちょっと残念。
☆ 車内も公開されてます。
☆ 今では珍しい客室荷物室仕切り。学校教室をイメージしたコンセプトなので客室シートの一部は取り払われて学校椅子机が並べられてます。茹だるような暑さですが冷風機が置かれてるので、ここだけは外よりかはチョットマシ、で。
☆
☆ もう1両は、こちらも元長野電鉄モハ604。一時期上田交通で走ってたとか。昭和初期の製造。
☆ こちらも車内は公開されてますが小図書館として一部シートが撤去、本棚が置かれてました。こちらも冷風機がありますが先程のデハニ201の狭い荷物室だけとは違い車内1両分と体積が広い為か暑い〜・・・
ドアに貼られたシール。上田交通時代のモノかな?
トットちゃんを後にして次は松本空港のすぐ前。
☆ 松本自動車工業に置かれたJEEP改の架線点検車。何度も来たことがありますが去年はシートが掛けられてシルエット状態、それが最近シートが剥がれてしまって再び見えるようになったとネット上で知ったので、また立ち寄ってみました。電車と衝突したのかグリルが連結器によって? 大きく凹んでます
☆ 元京浜急行の保線車ですが通常のナンバープレートが付きっ放し・・・ホイールを取り替えるだけで軌陸車として使えたようです。
☆ まぁ、お約束の我がJEEPと記念撮影
次はR19塩尻峠を越えた少し先・・・
☆ フィデラル ガソリン機関車、ここは、お初。鳥居平やまびこ公園という大きな公園に隣接した諏訪湖周クリーンセンター入り口に最近になって保存展示された車両です。
☆ 米国フェデラルは軍用トラックも製造してて知ってただけに私メ自身は、あまり違和感ないものでしたが米国鉄道車両メーカー一覧にはフィデラル自体が出てないそうで、その為か国内でも結構謎扱いされてるようです。古いので多分ガソリンエンジンと思いますがデスビなどが見当たらないし、トランスミッション周りの操作方法も見た目ではサッパリ判りません・・・大変古い機械なのか、こういった構造が今とは全然違うようです。
☆ ボンネットやキャブ(運転室)はレストアの際に造り付けられたモノかと想像。
☆ サイドから見るとオリジナルと思われるフレームも何も無い、やる気のない形状というか
・・・大変古い機関車である事は確かです。
☆ チェーン類は全て失われてます。土建トロッコとしては珍しい軌間762mm。土建トロは610mm以下が殆どなんですけどね。
そして諏訪湖畔に降りて・・・
☆ 諏訪湖釜口水門すぐ横の岡崎湖畔公園に保存されてる米国プリムス ガソリン機関車。こちらは何度も来てますが、まぁついでに立ち寄ってみた次第。
☆ しかし・・・レストア時の造り付け(と、思う)キャブとはいえ、いい加減な造りだなぁ・・・と毎度見て思う次第
☆ こちらは今となっては珍しいフリクションドライブ。軌間も先程のフィデラルと同じ762mmです。
と、寄り道だらけで陽の長い夏季も、ここで日没。後はひたすらR20を走り、てっぺんも回った頃に帰投。
大変濃い軽鉄道めぐりの2日間でした
終り
6
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2018年一般公開リスト
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