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2018年04月16日22:59

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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル


この映画をプロモーションするにあたって、使用されているキャッチフレーズ「マジジュマンジ」。
これを考えた方は、控えめに言っても天才だと思います。
臨時ボーナスとして5千円程度をもらう資格を、間違いなく持っています。

このフレーズの元になっているのはもちろん、今や世間で空前の流行と化し、職場や学校で誰かと顔を合わせれば合言葉のように交わされるという言葉「マジマンジ」です。
この言葉を最初に聞いたのは北九州の成人式のテレビ中継で、奇抜な扮装をした女性達が念仏のように唱えていたのが印象的でした。

ギャル発祥の言葉で、思わず自分も真似をして使いたくなる言葉としては、これまでにも「チョベリバ」「激おこプンプン丸」等がありました。
それぞれ「生まれてきた事を後悔するような、人生最悪の事態に直面した事」「周りの物を破壊したり、近くの人を無差別に刺し殺したくなるほど極限の怒りに達した事」を意味するもので、どうにか使ってみる機会がないものかと常に意識していた時期があります。

ところが、「マジマンジ」は素晴らしくキャッチーで、何度も声に出して連呼したい日本語であるにもかかわらず、意味がさっぱり分からないのです。
ここからは自分の考察ですが、マンジ(卍)と言えば、何度も映画化された事で有名な、谷崎潤一郎のレズビアン小説です。
マジと言うのは「本気の」「シリアスな意味で」という意味ですから、これは「真性レズビアンである事の主張」ではないのでしょうか。

同性愛者が一定数居るのは、どこの国も同じです。
しかし、北九州の荒れた成人式では、ほとんどの女性がこの言葉を発していたと思います。
これは、北九州で核兵器が使用されたと考えれば理解できます。
成人式が完全に核戦争後の世界(いわゆるヒャッハー)と化していた北九州で、以前に核兵器が使用されただろう事は容易に想像が出来ます。
おそらく放射能の影響でホルモンに異常を来した女性達が、一斉にレズビアンに目覚めたという事ではないでしょうか?


さて、そんな素晴らしいプロモーションが行われた今回の「ジュマンジ」。
懐かしい映画のまさかの続編ですが、本編がどうだったかと言うと、これはもう本当に素晴らしい作品でした。
チョベリグ(チョベリバの反対語)です。
オリジナルの方も後で観直しましたが、決して負けていないと思いました。
たっぷり笑えてちょっぴり泣ける、80年代のハリウッド映画が得意としていた、これぞエンターテイメントという内容です。

ゲームという設定を生かした部分、つまりキャラの外見とプレイヤー(中身)のギャップだったり、それぞれが持つスキル、また3回まで死ねるルールといったものが、ただ興味本位で出すのではなく、ちゃんと人間ドラマや物語の展開に影響している点も侮れません。
基本的にはバカバカしいコメディですが、古典的な青春ものでもあり、荒唐無稽なSFでもあって、人によって様々な面白さを感じる事が可能です。

世代関係なく楽しめる映画だとは思いますが、やっぱり自分の世代(アラフォー)がジャストフィットでしょう。
子供の頃好きだった映画やゲームのテイストが満載だからです。
そして学生の頃聴いたガンズ・アンド・ローゼズのあの曲もちゃんとエンドロールで流れる!
久しぶりに持っていたアルバムを聴き直してしまいました。


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