『死して屍拾う者なし』
雷鳴とどろく空に よぎる不安
静けさの後にくるは嵐の予感
この空模様に思い起こすは
宿怨渦巻く かの地
番う雛 死地へと追いやるは
葵の思惑 非情の罠
抗えぬ運命(さだめ)に 是非もなしと
彼ら 赴くは 死相の旅
次々 消えゆく 譲れぬ未来
野に朽ちた者たちに
できるはせめての祈りのみ
できるはせめて 忘れぬこと
明日は我が身
この手に 抗う術はなし
われらは忍び
死して屍 拾う者はなし
※バジリスク甲賀忍法帖見てなんだか書きたくなりました〜(*´▽`*)
徳川家康に仕える服部家の半蔵の息子、響八郎目線で書いてみたです♪
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