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2017年03月27日16:26

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詩『死して屍拾う者なし』

『死して屍拾う者なし』  



雷鳴とどろく空に よぎる不安

静けさの後にくるは嵐の予感

この空模様に思い起こすは

宿怨渦巻く かの地


番う雛 死地へと追いやるは

葵の思惑 非情の罠


抗えぬ運命(さだめ)に 是非もなしと

彼ら 赴くは 死相の旅

次々 消えゆく 譲れぬ未来


野に朽ちた者たちに

できるはせめての祈りのみ

できるはせめて 忘れぬこと


明日は我が身

この手に 抗う術はなし


われらは忍び 

死して屍 拾う者はなし



※バジリスク甲賀忍法帖見てなんだか書きたくなりました〜(*´▽`*)
徳川家康に仕える服部家の半蔵の息子、響八郎目線で書いてみたです♪


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