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2018年07月11日01:07

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アーティストとコーディネーター

遠い昔
毎日音楽に浸ってた頃
憧れたアーティストがいた

アーティストになりたかった

目指した

諦めた


ふと気がつくと
他の素敵な魅力に惹かれ始めた


当時のぼくの中でのアーティストのイメージは

唯一無二の創作をするひと


だけれども
ちょっと違うスキルが
次第に気になり出す


唯一無二ではなくとも
その状況 条件 対象に対して
常に最上の結果を提供するスペシャリスト


音楽の場面で言えば
与えられた条件下で
クライアントが最も喜ぶ音を提供する
セッションミュージシャン


美容の場面で言えば
顧客の好みを的確に聞き出し
それ以上の魅力をさりげなく味付けして
最も輝かせる
ヘアスタイリスト


服飾の場面で言えば
何万通りもある組み合わせの中から
顧客を最も引き立てる素材を選び出し
シーンに応じて装いを編み出す
スタイリスト


身近なところで言えば...

冷蔵庫を開けパッと見た瞬間
お腹を空かせた子供たちを
あり物で最高に歓喜させるレシピを思いつき
それを的確に表現し作り上げる
おかあさん(*^-^*)


皆に共通して言えることは
目の前の素材の一番の魅力
最もおいしい点を見出し
それを最高の状態に一つづつ組み上げていく
「調和」のプロフェッショナル


どんな状況の中でも
その場面での素材の最高の形を見出し
極上の形に紡ぎ上げていく

無から極上のへの創作ではなく

現から極上への再編 構築

ぼくは

そんな「素材の資質」を見極め
「調和」を司るコーディネーターに

未だ あこがれ続けている

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