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2018年07月18日08:26

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私の中学生の時

校外学習かな?1日山登りしたんです。水を飲むと疲れが倍増するから、絶対に水は飲まないように、ときつく先生方から言われました。真面目な私は言われた通り、水筒を持っていかなかったのです。飲み物は学校が用意する、と先生言ってたし。

そんなに暑い日ではなかったと記憶してるけど、とにかく山登りはきつくて、喉が渇いて渇いてしかたなかった。何度も何度も先生に飲み物を下さい、とお願いしたけど、絶対にダメだと言われ、だんだん涙が出てきました。頂上で昼食でしたから、その時に飲み物をもらえるのだろうと思っていたら、なんと下山するまで飲み物はない、との事(持ち運べないんだからそりゃそうだ)。愕然となりました。

よく見ると、水筒を持ってきている人がチラチラいました。みんな喉がかわいていたから、申し訳なさそうに隠れて飲む人、少しづつ友達に分け与えていた人、色々いました。学年主任に見つかると怒られましたが、担任の先生は見て見ぬふりをしてくれました。先生も相当喉が渇いていたと思います。

真面目な私は一滴も水分を取らず、持ってきたおにぎりを渇いた口にやっと1個だけ詰め込むようにして食べ、ほとんど泣きながら下山しました。周りの子達も同じだったと思います。

下山して待っていたのは小さな紙パックのオレンジジュースでした。まず男子たちが猛烈に抗議していましたよ。こんなんじゃ足りない!水をくれ!と。

でも学年主任は「頑張ったご褒美だぞ」と言わんばかりの笑顔でした。この辺で、大人でも勘違いしている人っているんだなーと学習したような気がします。

麓の施設で水道の水をみんなで浴びるように飲みました。口々にもう山登りは嫌だ!と文句を言いながら。

後の作文にも、山登りは二度としたくない、と書いたのを覚えています。


今思うと、よく倒れる人がいなかったな、と。間違った認識は、時に大きな事故を起こします。先生の言うことは絶対です。子供の訴えを、わがままと取らないで下さい。疲れたなら休ませて。教室には絶対にクーラーは必要です。


私たちの学生時代とは、暑さのレベルが遥かに違う。





■小1男児が熱中症で死亡 校外学習中に「疲れた」訴え
(朝日新聞デジタル - 07月17日 16:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5203656
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