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2017年12月13日10:16

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反故ではなく変更

■貴乃花親方、地検処分まで調査協力せず 協会に意向伝達
(朝日新聞デジタル - 12月13日 05:16)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4901232





捜査するのは警察だけではない。

検察も警察と同等以上の権限を持ち捜査することができる。

また、検察の処分前に事件の当事者間で示談等が成立すれば検察の処分に影響する。

従って、加害者が示談を提案してきたこと、被害者側はこれを拒否し加害者への厳罰を望んでいること、これらの要因から「警察の捜査が段階で(書類送検後に)協会に協力する」が「検察の処分確定後に協会に協力する」に変化しても何ら不思議ではない。

それはつまり、被害者側が「示談等の事情を排除して純然たる法的責任を追及したい」、「協会の恣意的な行為によって事件(の責任)が曖昧になることを防ぎたい」という意思の表れであると解釈できる。

とすれば、貴乃花親方の言動は「約束の反故」ではなく、「約束の変更」だ。


そもそも、貴乃花親方は被害者側であり、加害者側ではない。

そして、弟子である貴ノ岩と「親子関係」といっても過言ではない(だから、「弟子と親方」という文字表記をする)。

親であるならば、自分の子が暴行され怪我をしたら、協会または相撲界全体の前にまずは子を守ることを考えることは人間としては当然のことであり、人の親や感情論者ほど反論できないはずだ。

つまり、確かに貴乃花親方は相撲協会の一員であり、相撲界全体のことを考えるべき立場にあるが、それ以前に弟子の親であるということだ。

とすれば、貴乃花親方や貴ノ岩を安易に批判することは妥当ではない。

幸か不幸か、現在の貴乃花親方は協会から爪弾きされているような状態であるから、理事の一員としてではなく、1人の弟子の親として行動したらいいと思う。


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