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2018年02月21日04:39

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落語の徒然(酒)

酒を飲むと、普段の生活と別の世界が広がります。

狂言「餅酒」の中に、酒の十徳があります。
1、独居の友
2、万人和合す
3、位無くして貴人に交わる
4、推参に便あり
5、旅行に慈悲あり
6、延命の効あり
7、百薬の長
8、愁いを払う
9、労を助く
10、寒気に衣とする
狂言の「棒縛り」も酒の話は、歌舞伎の演目で、故中村勘三郎も得意な演目です。
落語のネタも色々有りますが,酒が絡む噺を,思い出してみると。

 酒を飲むだけでは、「試し酒」「一人酒盛り」「夢の酒」「寄り合い酒」「花見酒」「長屋の花見」「猫の災難」「替わり目」「夢八」「親子酒」「芝浜」

 侍がらみだと「杯の殿様」「禁酒番屋」「市助酒」「二番煎じ」「八五郎出世」

 旅がらみだと「煮売りや」「うんつく酒」「祇園祭り」「蝦蟇の油」「瘤弁慶」「鰍沢」

 店がらみだと、「棒鱈」「親子茶屋」「味噌蔵」「首提灯」「金の大黒」「青菜」「寝床」「植木屋娘」「居酒屋」[百川」

 上方噺には、「船弁慶」「天神山」「桜の宮」「蟹満寺」「ちりとてちん」「酒の粕」

 やはり,酒は会話,しくじり、話題に事欠かないのでしょうね。
酒の十徳には百家説林より飲酒の十徳
1、礼を正し
2、労をいとい
3、憂を忘れ
4、欝を開き
5、気を巡らし
6、病を避け
7、毒を消し
8、人と親しみ
9、縁を結び
10、人寿を結ぶ
もあります。
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