雄阿寒岳に登ってきた。昔帯広にいた時に五月に雄阿寒には登っていた。その時は残雪がタップリでカンジキで踏み抜きに四苦八苦しながら登り山頂はガスガスだった記憶だ。今回は普通の夏道を登ってみようと思い行くことにした。
今回の三連休の土日は職場の行事で出勤。日曜日の分の振り替え休日が今日だった。昨日は久しぶりの全く予定のない日で1日惰眠とビールを楽しみスターウォーズを見に行った。今日についてもあまり天気が良くなければまた1日ビールと惰眠と考えていたが起きていたら普通にいい天気だった。ただ昨日は釧路の観測史上初の7月の真夏日30.1℃だったのに今日は車の温度計は20℃ですごく寒く感じた。まあ気温のことはともかく晴れていたのでグズグズと起きて支度してから9時ごろに出発した。すき家でいつものたまかけ鯖朝食を食べてローソンでアイスコーヒーを買って登山口まで移動した。二箇所ほど工事で片道の交互通行のところがあった。道のメインテナンスなのだろう。登山口には11時ぐらいに着いた。三連休明けの平日なので車がたくさんあり自分の駐車スペース一台分ギリギリあった感じだった。
11:05頃、登山開始。歩き出そうと支度していたら上下黒でリュックを背負いレジ袋を提げている若い男性がいた。その彼が登山するんですか?と聞いてきたので、そうだと返事した。そのあと何も話をしないので、それではお先にということで歩き出した。バイクのツーリングの人かな?とその時は思った。
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最初は湖の周りをぐるりと歩く
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11:10頃、橋を渡る。水門みたいなものだろうか?工事中で監督する人が交通整理で通してくれた。
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11:14頃、太郎湖とのこと。一度水門のところから登りそれから下って右手に湖を感じながら歩いたら看板があった。細かい登りくだりがある。
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11:22頃、今度は次郎湖。木々に遮られ湖はよく見えず。太郎子と次郎湖の間で二人組とスライドした。
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11:32頃、1合目。倒木がたくさんあり細かく迂回する道もある。
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11:45頃、4500mの標識。ここら辺でさっきの黒い人が後ろから来ているのに気づく。
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11:52頃、二合目。尾根を乗っ越し沢に降りてを数度繰り返す。
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11:59頃、昼食をとる。そのとき黒い男性が来た。先に行くのかなと思ったら彼も休憩をとった。山によく登るのか?とか聞かれた。この山は往復7時間だと思って逡巡してたら俺が来て登り始めたので自分も付いてきたとのこと。岡山(だったと思うがイマイチ自信がない)から自転車で日本一周してるとのことだった。道が分かりづらいですねとか俺の背負っているリュックを手にとって重いですねとサービストークをしてくれた。
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12:02頃、4000mの標識
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12:16頃、三合目。多分ここから上で道を間違えて黒のチャリの人に抜かれた。
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12:35頃、四合目。ここから六合目ぐらいまでがこの山の核心部だと思う。とにかく急坂。
たしかこのあとチャリの人が休んでるところで自分が彼を抜くがほどなく自分が疲れて道の脇で座ってジュースを飲んでいたら再度パスされる。以降そのまんまの並びで歩くことになる。
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12:53頃、2500mの看板。
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12:57頃、雌阿寒がみえるところに出た。帰りに気づいたがここから数歩いくと五合目の看板。徐々に森のなかの暗い感じから空が広がっていく感じとなる。
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13:22頃、六合目着。黒のチャリの人に追いつく。彼はのんびり写真を撮りつつ歩いたのだろう。高山植物帯に入り斜度が緩む。少し下るところもあるが向こうにc1355が見えた。最初に見えたときはこれがピークかなと思ったが違った。
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13:32頃、七合目着。ついに山頂が見えた。斜度はないが浮石が多かった印象。
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13:40頃、八合目。ここで黒いチャリの人がここが山頂ですか?と聞いてきた。多分俺が八合目だとぼそっと呟いたのを気づいて聞いてきたのだろう。
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左手に感じていた雌阿寒を背中に感じるような方角にぐるっと回り岩場を下る。そうすると左手に釜の中のような窪みがあった。雨が降ったらあそこに水が溜まるのだろうか。
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13:48頃、二度目の下ったあとのコルが9合目。あとはこれを登れば山頂だ。
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13:58頃、雄阿寒岳山頂着。岩場を登りきったら山頂。単独のおじさん一人休んでいた。
雲の上から見える三つの頭の山は多分斜里で緩やかな山は藻琴山だと思うが自信はない。
写真撮って10分後に下山。一番先に降りさせてもらう。
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14:11頃、9合目。
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14:19頃、八合目を過ぎた付近だと思う
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14:24頃、七合目。蛾だと思うけど沢山いて歩くと目の前を沢山飛び交う。
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14:30頃、1500m看板
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14:32頃、六合目の看板。
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14:41頃、五合目。ここら前後から急坂。見事な黒アゲハ。
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14:52頃、2500m看板。
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15:01頃、四合目着。
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15:04頃、3000mの看板。
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15:14頃、三合目着。
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15:26頃、4000m看板着。
このあと枝を杖代わりにした短パン半袖の外人カップルが上がってきた。頂上まで何時間かかるか聞いてきたので三時間か二時間半だと答えた。ここからでもか?と再度聞いてきたのでそうだと答えた。夕暮れが7時ぐらいだと考えてここから二時間で登り二時間で下らないといけないが走らないと無理だろう。まあいい大人の二人なので暗くなりそうになったら降りてくるだろうしまだ山中にピークの二人と下山中にスライドした二人もいるし大丈夫だろう。
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15:31頃、二合目。
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15:37頃、4500m看板着。
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15:49頃、一合目着。
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15:57頃、次郎湖への分岐着。次郎湖に行って見ることにした。
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15:59頃、次郎湖着。案外簡単に降りたらついた。写真撮ってすぐ戻る。
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16:01頃、湖から登って登山道に復帰。登りが辛かった。
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16:06頃、太郎湖着。
ここで登りでパスしたおじいさんをまたパスする。登りでは若いとどんどん行っていいねえと言っていたが今回も早くて良いねえと言っていた。多分あのおじさんは山頂には登れずに降ったのだろう。自分もいずれは今のようには登れなくなる。そうなる前になるべく山に登りたいなと思う。
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16:11頃、水門?着。現場監督の人がペンキ塗りたてなので気をつけてくださいとのこと。
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16:16頃、登山口着、1分後車着登山終了。
着替えをしてから入浴しに阿寒湖半のバスターミナルに行った。バスターミナルになぜ入浴施設があるのかよくわからなかったので行ってみたかったのだ。
バスターミナルには宿泊施設も併設されていてその施設の風呂なのが行ってみて分かった。金額は五百円でリンスインシャンプーとボディソープ付き。ドライヤーはない。洗い場は5個。三人も入ったらいっぱいになりそうな浴槽一つのみ。日焼けしたおじさんが一人いたが水着の跡が全くなく全身黒くてホモなのかな?と思った。そのおじさんは浴室に入ろうとドアを開けたら浴槽のふちに寝ていた。手ぬぐいを浴槽のふちにというかお湯に半分つけたまま出たり入ったり落ち着かない人だった。そんなに風呂に長く痛いなら奮発してホテルの風呂に入れば良いのにと思ったが金がないのだろう。入浴が終わって脱衣場にいったら脱衣場でも寝ていた。どこでも寝られるのだろうなあ。
帰りどこかで晩御飯を食べようかと考えながら車を運転してたが会社で、ヤムヤムという弁当屋のザンギ弁当のことが話題に上がっていたので買って食べてみることにした。
5時に阿寒湖半を出てヤムヤムとビックに寄って7時過ぎに帰宅したのであった。
感想としては噂の5合目がとても辛かった。日本一周をしている黒いお兄ちゃんは最後の山頂直下の上り坂をひょいひょい登っていて敵わないなあと感じた。前回のトムラウシのおじさんにも抜かれた後置いて行かれたが今回も似たような感じだった。百名山の夏は平日であっても一人で歩かせてはくれないなあ。
前回の山頂はガスだが今回はまあ晴れた。だが雲一つない晴天って感じでもなくてまた登っても良いかなとも思った。夏山は冬のようにどこを歩いても良いって感じにはならなくて感じが違うなと当たり前ながら感じた。
今度の週末も晴れそうなので土日で遠出しようかなと思う。
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