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2018年01月09日22:42

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私家版・短編名作選補遺(最終回)

(61)森 敏宏
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(将棋世界 平成23年9月号)

11金、同玉、33角、21玉、32銀、同銀、31龍、同玉、22銀迄9手詰。

 捨駒として打った角を拠点とし、32銀から31龍と滑り込ませる感触がたまらない。良質の手筋ものは、いつ見ても良いものだ。

(62)須藤大輔
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(将棋世界 平成23年9月号)

31銀、12玉、25金、14歩、同香、同角、13歩、同桂、11飛、同玉、
33角成、12玉、22馬迄13手詰。

 3手目普通に24金とすると14桂合で逃れ。そこで、桂の打ち場所を空けるために一歩控えて25金とするのが眼目の一手。以下の自然な纏め方も好ましい。

(63)平松準一
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(近代将棋 平成6年4月号)

26桂、13玉、23銀成、同玉、33角成、13玉、24馬、22玉、34桂、11玉、
22桂成、同玉、33馬行、13玉、14歩、同玉、24馬迄17手詰。

 6手目で打歩詰の局面を迎えるが、ここで馬のミニ知恵の輪を使って桂を原形消去するのが、これまでありそうでなかった筋。打歩を巡っては打開や回避の手段がどんどん複雑化しているが、これくらいシンプルな仕掛けでも、まだまだ残されたものがあるに違いない。

(64)有田辰次
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(近代将棋 平成6年1月号 第83期塚田賞)

16飛、15銀、23角成、25玉、24飛、同銀、34馬、同馬、26金迄9手詰。

 盤面5枚の簡素図式から合駒を動かし、最後は大駒の連捨てで収束。作者は大ベテランだが、その感性は全く衰えを知らない。見習いたいものだ。

(65)高坂 研
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(詰四会第3回臨時作品展 平成19年9月)

22角、24玉、23金、14玉、13金、24玉、14金、同香、33銀、同桂、
36桂、同歩、13角成、同玉、23金迄15手詰。

 最後は自作。何の変哲もない実戦形だが、こういうのが好みなんだから仕方がない。玉方の桂香を両方動かせたので、仕上がりには満足している。
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