今日読んでいるのは詰パラ524号(平成11年11月号)。学校で目についた作品を1題紹介しよう。
原田清実
(詰パラ 平成11年11月号)
56飛、46桂、47銀、同玉、38龍、同桂成、16飛迄7手詰。
手順は以下の有吉作を90度回転したものだが、さっぱりした初形に作者らしさが漂っている。初手限定の意味付けもシンプルでよい。
(参考図1)有吉澄男
(詰パラ 昭和58年6月号、短コン首位作)
35飛、36桂、46銀、同玉、48龍、同桂成、39飛迄7手詰。
これがこの筋のオリジナルか?原田作と比べると暑苦しい配置だが、その分迫力も感じられる。
(参考図2)金子清志「夢追いスナイパー」
(詰パラ 昭和63年10月号、半期賞)
66飛、57玉、55飛、66玉、59飛迄。
この筋を5手で表現した例。初手と3手目のコンビネーションにより57桂を消去しているようにも見える。
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