mixiユーザー(id:10857363)
2016年12月23日22:53
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「カピタン」研究（65）
再掲中間�型�
…今度のと金は4筋でなく1筋で入手する…
「Ａ」×5「Ｂ」（△歩4香▲歩4）
66歩、55玉、56歩、45玉、46歩、35玉、36歩、24玉、25歩、14歩、
15歩、同玉、19香、18と、同香、17歩、同香、16歩、同香、同玉、
17歩、15玉、16歩、25玉、26歩、34玉、35歩、44玉、45歩、54玉、
55歩、64玉、
[㉒＋162＝4172手、27と→18消去、55-45-35-26-16 △歩1▲歩7香]
「Ａ」×4…（32手略）
（57-47-35-26-16 △歩2▲歩6香）として
「Ａ」×5「Ｂ」
66歩、55玉、56歩、45玉、46歩、35玉、36歩、24玉、25歩、14玉、
15歩、同玉、19香、同圭、16歩、25玉、26歩、34玉、35歩、44玉、
45歩、54玉、55歩、64玉、
[㉓＋282＝4454手、29圭→19圭、55-45-35-26-16 △歩1▲歩7香]
㉒→㉓を2回繰り返す
[㉔＋2×282＝5018手、19圭→17圭、55-45-35-26-16 △歩1▲歩7香]
「Ａ」×2…（28手略）
（57-45-35-26-16 △歩2▲歩6香）として
「Ａ」×5「Ｂ」…（18手略）
[㉕＋224＝5242手、17圭→27圭、55-45-35-26-16 △歩1▲歩7香]
いよいよ終局です。
「Ａ」×4（△歩5▲歩4香）
85歩、75香、65歩、74玉、75歩、65玉、66歩、55玉、56歩、45玉、
46歩、35玉、36歩、24玉、25歩、14玉、15歩、同玉、19香、18圭、
同香、17歩、同香、16歩、同香、25玉、26歩、34玉、35歩、44玉、
45歩、54玉、55歩、64玉、74歩、同玉、75歩、85玉、86歩、96玉、
88桂迄
[㉖＋137＝5379手 詰上り]
詰上り図
以下、226号[74-11]の結果発表から引用する。
担当者―遂に成った鬼気迫る大記録作品。その秘密を解明しましょう。まず、香歩の捨合を応用して1サイクル24手で1歩ずつ持駒を増やす機構が巧妙。持歩を増やしながら、56と、57と、47と、45歩、59と、39とと順次アタックし持駒にします。59とを香打で57迄呼び出して入手する構想は巧妙ではありませんか。こうして持歩を増やして、遂に１筋のと金に手が届く訳。前と同手法で17とを28→37と呼び出して消し、18と19と29圭の順に後略し、最後に入手した桂で収束します。
所で、かなり厄介なのが１筋方面に行く手順。並んだ歩を後退させておかぬと歩が不足しますが、歩を下げるのに手数が掛かります…（後略）
森茂―5321手が最短と思います。と金の入手位置は59・39と→48、17・18と→48、19と→18、29圭→18です。歩を増やす手順が難しい。うまい手があったものですね。
最短手順を手数を数えながら比較するのが大変で、手順略記も大変でした。美しい配置ですが、凄い内容ですね。驚嘆しました。
浦壁和彦（5403手解）―作意よりも6手短くなった。持駒を増やす手順が優雅。最初は千手くらい長かったが、ジリジリと短くして行く時は疲れたが、ばか詰の醍醐味を味わった。
・正解は上記の2名と花田尚一、佐々木光正両氏を合わせた計4名。
まず手数について。30手長くなってしまいました。結果発表の解は森氏のをベースにしていると思われるが、それを筆者が復元するとこの有様。実力の違いが歴然！
本局の主題は歩稼ぎのメカニズムです。その巧妙さは歴代作中でも#127（森茂作）と1、2位を争う。
さて次に、玉の横追い方法に注目。本局のように歩ばかりで行うのは超長編では初めてです。持歩の数に限りがあるので、玉の往復の合間に連歩を下げる副主題が必要になります。1歩節約するために歩を2段下げなければなりません。これが長手数の推進力。この副主題の部分を純粋に抽出したのがいわゆる浦壁式手順です。発表時期からみて、両者独立に発想したものと思われる。（カッコイイ！）
手数の長さは歴代2位。ちなみに歩合の回数745回（うちと金の移動合9回）、香合は214回となっています。
#132 八尋無段 224号[74-9]
ばか詰 91手
解
12馬、35玉、13馬、45玉、12馬、46玉、13馬、56玉、12馬、57玉、
13馬、67玉、68歩、78玉、12馬、68玉、13馬、67玉、12馬、57玉、
13馬、56玉、12馬、46玉、38桂、35玉、13馬、34玉、26桂、45玉、
12馬、46玉、13馬、56玉、12馬、57玉、13馬、67玉、12馬、68玉、
13馬、78玉、12馬、79玉、13馬、89玉、12馬、98玉、99歩、97玉、
98歩、96玉、97歩、95玉、96歩、94玉、95歩、83玉、72銀、同玉、
71桂成、同玉、72香、61玉、71香成、51玉、61杏、52玉、62杏、同玉、
63歩、61玉、62歩生、71玉、61歩成、72玉、71と、62玉、72と、63玉、
73と、52玉、63と、51玉、52歩、同金、62と、41玉、52と、31玉、
41金迄91手。
・「新透明階段」と命名された本作は、新の字からわかるように改訂版です。原図は220号の懸賞になった89手詰でした。そちらは1往復もので収束がかなり違っています。
さて、玉鋸の1号局です。いかにもばか詰らしい趣向で愉快ですね。収束もちょっと考えさせてくれます。玉鋸作では、浦壁氏の香はがしと組み合わせたものがユニークでした。
…今度のと金は4筋でなく1筋で入手する…
「Ａ」×5「Ｂ」（△歩4香▲歩4）
66歩、55玉、56歩、45玉、46歩、35玉、36歩、24玉、25歩、14歩、
15歩、同玉、19香、18と、同香、17歩、同香、16歩、同香、同玉、
17歩、15玉、16歩、25玉、26歩、34玉、35歩、44玉、45歩、54玉、
55歩、64玉、
[㉒＋162＝4172手、27と→18消去、55-45-35-26-16 △歩1▲歩7香]
「Ａ」×4…（32手略）
（57-47-35-26-16 △歩2▲歩6香）として
「Ａ」×5「Ｂ」
66歩、55玉、56歩、45玉、46歩、35玉、36歩、24玉、25歩、14玉、
15歩、同玉、19香、同圭、16歩、25玉、26歩、34玉、35歩、44玉、
45歩、54玉、55歩、64玉、
[㉓＋282＝4454手、29圭→19圭、55-45-35-26-16 △歩1▲歩7香]
㉒→㉓を2回繰り返す
[㉔＋2×282＝5018手、19圭→17圭、55-45-35-26-16 △歩1▲歩7香]
「Ａ」×2…（28手略）
（57-45-35-26-16 △歩2▲歩6香）として
「Ａ」×5「Ｂ」…（18手略）
[㉕＋224＝5242手、17圭→27圭、55-45-35-26-16 △歩1▲歩7香]
いよいよ終局です。
「Ａ」×4（△歩5▲歩4香）
85歩、75香、65歩、74玉、75歩、65玉、66歩、55玉、56歩、45玉、
46歩、35玉、36歩、24玉、25歩、14玉、15歩、同玉、19香、18圭、
同香、17歩、同香、16歩、同香、25玉、26歩、34玉、35歩、44玉、
45歩、54玉、55歩、64玉、74歩、同玉、75歩、85玉、86歩、96玉、
88桂迄
[㉖＋137＝5379手 詰上り]
詰上り図
以下、226号[74-11]の結果発表から引用する。
担当者―遂に成った鬼気迫る大記録作品。その秘密を解明しましょう。まず、香歩の捨合を応用して1サイクル24手で1歩ずつ持駒を増やす機構が巧妙。持歩を増やしながら、56と、57と、47と、45歩、59と、39とと順次アタックし持駒にします。59とを香打で57迄呼び出して入手する構想は巧妙ではありませんか。こうして持歩を増やして、遂に１筋のと金に手が届く訳。前と同手法で17とを28→37と呼び出して消し、18と19と29圭の順に後略し、最後に入手した桂で収束します。
所で、かなり厄介なのが１筋方面に行く手順。並んだ歩を後退させておかぬと歩が不足しますが、歩を下げるのに手数が掛かります…（後略）
森茂―5321手が最短と思います。と金の入手位置は59・39と→48、17・18と→48、19と→18、29圭→18です。歩を増やす手順が難しい。うまい手があったものですね。
最短手順を手数を数えながら比較するのが大変で、手順略記も大変でした。美しい配置ですが、凄い内容ですね。驚嘆しました。
浦壁和彦（5403手解）―作意よりも6手短くなった。持駒を増やす手順が優雅。最初は千手くらい長かったが、ジリジリと短くして行く時は疲れたが、ばか詰の醍醐味を味わった。
・正解は上記の2名と花田尚一、佐々木光正両氏を合わせた計4名。
まず手数について。30手長くなってしまいました。結果発表の解は森氏のをベースにしていると思われるが、それを筆者が復元するとこの有様。実力の違いが歴然！
本局の主題は歩稼ぎのメカニズムです。その巧妙さは歴代作中でも#127（森茂作）と1、2位を争う。
さて次に、玉の横追い方法に注目。本局のように歩ばかりで行うのは超長編では初めてです。持歩の数に限りがあるので、玉の往復の合間に連歩を下げる副主題が必要になります。1歩節約するために歩を2段下げなければなりません。これが長手数の推進力。この副主題の部分を純粋に抽出したのがいわゆる浦壁式手順です。発表時期からみて、両者独立に発想したものと思われる。（カッコイイ！）
手数の長さは歴代2位。ちなみに歩合の回数745回（うちと金の移動合9回）、香合は214回となっています。
#132 八尋無段 224号[74-9]
ばか詰 91手
解
12馬、35玉、13馬、45玉、12馬、46玉、13馬、56玉、12馬、57玉、
13馬、67玉、68歩、78玉、12馬、68玉、13馬、67玉、12馬、57玉、
13馬、56玉、12馬、46玉、38桂、35玉、13馬、34玉、26桂、45玉、
12馬、46玉、13馬、56玉、12馬、57玉、13馬、67玉、12馬、68玉、
13馬、78玉、12馬、79玉、13馬、89玉、12馬、98玉、99歩、97玉、
98歩、96玉、97歩、95玉、96歩、94玉、95歩、83玉、72銀、同玉、
71桂成、同玉、72香、61玉、71香成、51玉、61杏、52玉、62杏、同玉、
63歩、61玉、62歩生、71玉、61歩成、72玉、71と、62玉、72と、63玉、
73と、52玉、63と、51玉、52歩、同金、62と、41玉、52と、31玉、
41金迄91手。
・「新透明階段」と命名された本作は、新の字からわかるように改訂版です。原図は220号の懸賞になった89手詰でした。そちらは1往復もので収束がかなり違っています。
さて、玉鋸の1号局です。いかにもばか詰らしい趣向で愉快ですね。収束もちょっと考えさせてくれます。玉鋸作では、浦壁氏の香はがしと組み合わせたものがユニークでした。
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