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2016年03月12日22:30

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「カピタン」研究(15)

 昨日に引き続き、マキシ詰です。

橋本 哲
フォト
マキシばか詰 329手(カピタン7号 昭和52年2月)

「62金、42玉、52金…32金、11玉、21金、12玉、22金…28金、19玉、
 18金、29玉、19金、38玉、28金…64金、83玉」
 73金、同桂右、
「A75桂、72玉、83桂成…64成桂、83玉」
 73成桂、同桂、
「A75桂、72玉、83桂成…64成桂、83玉」
 73成桂、同香、
「95桂、72玉、83桂成…64成桂、83玉」
 73成桂、同と、
「84香、72玉、B83香成…64成香、83玉」
 73成香、84玉、85歩、同角成、74成香、93玉、83成香、同玉、
「84歩、72玉、83歩成…64と、83玉」
 74と、72玉、63と、同馬、73歩、61玉、72歩成…55と、74玉、
 65と、85玉、75と、86玉、76と、95玉、86と、84玉、75と、
 73玉、64と、62玉、63と、同角、53角、73玉、64角成、62玉、
 63馬、71玉、53角、61玉、62角成迄329手詰。 

A95桂も可(非限定)
B82香成も可(非限定)

 大きな三角形の軌跡を描いて、盤面狭しと玉を追い回す雄大な趣向。これがマキシバカ詰の1号局だというから、驚くほかない。
 しかし作者の言によると、当初の予定は初形が無仕掛けで、趣向サイクルもあと1回転多く、最後は煙詰となる予定だったらしい。一流の作家というのは、どこまで欲張りなんだろうか(笑)。
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