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2018年10月17日21:22

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茸狩り前夜学習

明日母校の全校行事として行われる茸狩り(昼食でつくる芋煮が主目的だがw)、の事前学習。希望者のみだったが全校で聞いても寝ちゃう子は少なそうな爆笑連続のお話でした。講師は母と自分の大学の後輩にあたる。大学の同期が講師のドクターコース最終年に大学に戻っている。

糟屋です。千葉県の銚子から来ました。きのこ採りが仕事。群馬、埼玉、来週も出かける。キノコは世界に何種類かわかってない。名前がつくのはごく一部。観察会をすると子供に「何ですか」と名前を聞かれまくる。「○○の仲間です。」しか言えないことの方が多い。勉強すればするほどわからなくなるのがキノコの世界。図鑑、ネットで情報はたくさんあるけど、実物にあたらないとわからないことの方が大切。どういうところに生えているか、など、実地、小国の山で見られることうれしい。独立学園の茸狩りは今年で3回目。

キノコと虫との関係をメインでお話。(パワーポイントでスライド見せながら講義)
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生徒に質問、きのこ好きな人挙手ほとんど。嫌いな人は?計画委員の二人が挙手
きのこ嫌いな理由は?ヒラヒラ(ヒダヒダ?)が気持ち悪い。臭い。二つとも良い答で、今日のお話に密接に関わります。
私の場合はヒラヒラは美しいと思う。キノコはヒラヒラが命。
臭さも重要、左下の三鈷茸(さんこたけ)、は魚の腐った臭い。
毒キノコが1種、美味しいのが一種類。一番美味しそうに見えるのが食べると死んでしまうツルタケ。真っ赤で見た目が怖いのがベニヤマタケといって食べられる。もちろんベニテングタケなんて有名な毒キノコで派手なのもあるけど、地味な白いのも毒キノコ。ベニヤマタケは春さき、ササの根本にはえている。茹でても色が変わらないので美味しくはないけどオムレツの彩りになる。知れば知るほどキノコはわからない。実地でみないとだめ。

物心ついた頃からキノコが好きで研究してて大学でも今もしてる。自然に覚えたがわからないものがとても多い。

カビ、ウサギの糞に生えたもの。牛の糞にも一杯でますよ。糞のカビもけっこうきれいなので注目してくださいね。顕微鏡で見た二枚、どちらも日常でお世話になってるカビ。左上が麹菌(お醤油、お味噌を作る)、スラッとした菌糸、上の花のようなのが胞子。ミカンなどに生えるのが下の青カビ、学名がペニシリウムといって薬、抗生物質のもと。ナス?の青カビから作られた。ほかの微生物を寄せ付けない力があるので、培地にひとかけら置くだけで周りの菌が駆逐される。

カビはキノコと同じで菌類という仲間。ほかにアルコール発酵をすすめる酵母も。菌類の中で小さい方は顕微鏡でないと見えない大きさ、大きい方は最大直径70cmにも達する。わかっているだけで9万7千種だが、まだまだ未命名がたくさんあって150万種はいると言われている。学園の茸狩り過去2年の経験で明日は40種くらいはとれるが、名前が付かないものが必ず見つかる。ちゃんと調べたら新種かもしれないのがある。身近なところに未知のものが溢れてるのが菌類。最大数は999万という人も居てマチマチ。

わからない、が身近に転がってるのが私が菌類を好きな理由の一つ。

料理対象としてのキノコ、野菜の一つと思ってませんか?実は動物と近いのが菌類。分子系統、DNA情報で分類していくと野菜などよりずっと動物に近い。本当はお肉コーナーにおいてほしい。

細胞壁、があるので植物、と思われてたが、成分で言うと植物のセルロースではなく、人間ももつ髪の毛の成分、キチン、という物質が細胞壁を作っていて、キノコは人間の遠い遠い親戚としてこれからは挨拶をしてほしい。

和子先生の研究対象、ミズカビ、は今は菌類から出されて偽菌類のなか。昆布、わかめなどと広い意味では同じ仲間で藻類、という分類にはいる。植物、動物(菌類)、藻類、という仲間わけになっている。昔の菌類、が大きく二つに分けられてしまっている。

キノコ、は根元からとってほしい。根元を掘り出すのが大切。キノコを見つけたら土ごととってもらうと根元のようすがわかる。根元のカビみたいにみえるのが菌糸、キノコの本体のようなもの。小国町、雪がたくさんふります。(生徒がカメムシで騒いでいるので余談)カメムシタケの胞子をバラマいたら一気に駆除出来ないかな。僕はカメムシは大丈夫だけどゴキブリが大嫌いなので、ゴキブリを殺してくれるキノコを切望してます。いないことはないけど少ない。なんの話だっけ・・・植物は雪の中でそのまま生きてるのが樹木。キノコは一年の限られた季節にしか出ないけれど、あとはどうしてるでしょう。遊んでる?寝てる?去年校舎の横でヒトヨタケありました。一晩で溶けて消えてしまう。じゃあ、他の季節はキノコはどうしてる?

実は普段は菌糸だけで生活している。本体は木の葉の下の方にベターッと広がっている。じゃあなにを食べているか。中学校で、分解者として聞いたと思う。私たちは口から食べてるが、キノコには口はありますか?キノコが落ち葉を食べてる現場は私も見たことはない。

動物との決定的な違いは食べ物の取り入れ方。菌類は体の外でまずドロドロにしちゃう。酵素で栄養になるものを分解すると、菌糸の表面から吸収できるようになる。つまり、口はどこか、というと皮膚の表面全体から栄養をとってる。ちょっと気持ち悪いですね。

動物と似たところも決定的に違うところもある。

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キノコは何?カビの花。菌類が子孫を残すためのもの。決まった季節にしか出ないのはそういうこと。桜が春に咲くのと同じ。植物との違いは、ふだん見えないところで生きている。ヒダヒダが実は、とても大切で、胞子を作る場所。ヒダの表面に胞子が作られる。胞子器という器官のてっぺんに胞子が作られる。担子菌類。
子嚢菌類、トリュフなど。フランスでよくでる。近いのは海苔の佃煮が熟成された臭い。実は日本でも生えている。とると良い匂いだと思えない。マツタケ日本人は美味しい臭い。ヨーロッパではオジサンの靴下の臭いだと言われる。日本人にとってのトリュフはそういう臭い。袋の中に胞子を作る。

キノコと臭い
ハエをおびき寄せるキノコがある。アカヒトデタケ、魚の腐敗臭。アカダマノオオタイマツはうんちの臭い。キヌガサタケというのは柑橘系の甘い香り。臭いを出すことで虫たちを集める。虫に食べられることで胞子を遠くまで運んでもらう仕組み。うんちを食べる、糞虫も集まって胞子を運んでもらってる。胞子が虫の体内で分解されるか、というと、分解されたら困る。ハエのお腹の中身を引っ張り出すと胞子がそのままの形で出てくる。ハエのお腹の中では分解されない成分になってる。一方でキノコの表面の粘液のような所はハエが消化できてエネルギー源にしている。臭いはとっても多様。

スッポンタケ、キイロスッポンタケがたぶんあると思うので、見つけたら臭いをかいでください。ナガエノスギタケというモグラの巣からでるキノコは石鹸の臭い。マツタケの臭いはほかのキノコからも臭う。
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腐生、もしきのこがいなかったら?
落ち葉がフカフカの森の中。表面は新しくて葉っぱそのもの。下に行くほど土に近づいていく。腐葉土、というのは菌類のパワーによって作られるもの。もしいなければ分解されない葉っぱと樹木とウンチがそのまま残っていく。

石炭、は、いつ作られましたか?数億年前。木の化石。じゃあ石炭期にはキノコの存在は?

今のように菌類がたくさんいると石炭はほとんど作られない。白亜紀前後くらいにようやく菌類が登場する。恐竜絶滅頃に被子植物が登場し、キノコも登場した。

腐朽、木材が腐り朽ちること。
サルノコシカケは菌糸が木材の心材を食いつぶしていく。内部が空洞になり表面からはサルノコシカケが出てくる。大きなポプラはいつ倒されましたか?今年の三月。ポプラの切り株も今はヒコバエが生えているが、何年か見てるとそうなるかも。
腐朽した材の中には昆虫がたくさんいる。アリ、キマワリ、クワガタムシの幼虫。カブトムシは堆肥の中にいるが、クワガタムシは木の中にいる。じゃあ木を食べてるのかというと違う。昆虫は直接木材の分解は出来ない。どうやって食べてる?キノコの菌糸をメインで食べて栄養を得ている。つまり幼虫を育てるのにきれいな木材を与えても成長できない。クワガタムシの好きなキノコは決まっている。オオクワガタブリーダー※の人たちはだからキノコの研究をすごく頑張っている。シキンルイ?というのをどれだけつけた木材が良いか、研究。人が食べられないキノコの研究を夢中でしているのがオオクワガタブリーダー。虫たちは同様に菌糸をたべて成長している。そこに新たな生態系が成立している。
※「オオクワガタ 菌類」で検索すると山のようにヒット 飼育用菌糸瓶で販売
一例:https://www.tsukiyono.co.jp/stag2/faq-category/larva-stag/

共生(サンゴとカクレクマノミ):菌根という生き方。キノコと樹木は助け合って暮らしている。明日、かならず見られるベニタケ属のキノコ。木材を輪切りにして顕微鏡でみると菌糸がたくさん見える。栄養分の交換をしている。

きのこ<>菌根<>植物

光合成で多くの植物は栄養分を作っている。光合成で作った養分をキノコに少しわけてやる。キノコはかわりに土の中のリン・窒素をプレゼントする。お互いにありがたい。役に立っている。

マツタケもそんな例の一つ。道の駅によったら5千円のマツタケがあった。なぜ高い?
アカマツの下にしか生えない。だから菌根菌、は貴重。ナメコや椎茸は腐生菌なので刈った木でも作れる。アカマツは生きてないとマツタケを出さない。
バカマツタケというのがある。ドングリがなる木と共生してるのでこれまでは栽培できないと言われていた。今はマツタケも研究が進んでて実験レベルでは成功してきた。商業化にはもう少し時間がかかりそう。日本人の執念がモノにした。森林総合研究所、というところで莫大な予算と時間をかけてるのでようやく実現しそう。
マツタケにかかる執念はスゴい。天然物採りに行く人もスゴい。真夜中に行ったりする。
私は色々とるけど、マツタケ名人と話しても正確な場所は絶対教えてくれないので、とったことがない。

寄生という暮らし方。
ニセアカシアという木の根元。ベッコウタケ、マメザヤタケ、生きている木に生えるので、木を倒す怖いキノコ。
昆虫に寄生するキノコ。セミ、は成虫1週間なのに、その間に感染してキノコになっちゃうマツタケセンボンタケというキノコがある。幼虫も成虫も食われまくってる。ゴキブリは九州で1,2種類。カメムシはけっこういますよ。

虫たちから身を守るキノコ
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キノコを食資源(餌)として利用している。キノコの裏にはトビムシという小さい黒いのが必ずついている。意外と認識されてないが、必ずいますからね。見えてるけど認識してない例。
1信号機の色の順番、なかなか認識されてない。赤が道路の中央に来るように、路肩に緑、右端が赤。2大根のヒゲ根ってどこに付いてる?下から?真ん中から?上から?下からと思いこんでたが実は縦に筋状に付いてるから今度みてください。

キノコ、一杯はえてるけど興味がないと全く見つけられない。経験と脳が認識するかにかかってます。

トビムシ、大学院生の時に研究していた。中には胞子を食べてしまう虫もいる。胞子が分解されたらキノコは困る。じゃあどうするか?防御機構を有している。トビムシ、1mmほど、昆虫ではなく甲殻類。実体顕微鏡では虫の形が見える。
ヒラタケはとてもよく食べられるキノコだが、ヒダにコブが付いていることがあるが、その正体は線虫。線虫がヒラタケを食べている。じゃあヒラタケはどうするか?キノコに線虫がつくと菌糸が集まってきて逆に線虫を食べてしまう。

ナメクジ、キノコをよく食べてる。可愛いよね。栽培するとナメクジがどんどん食べちゃう。ところがナメコはあまり食べられない。ヌメヌメが何の為にあるか、実はナメクジ除けです。ヌメヌメをとったナメコはナメクジにどんどん食べられるが、ヌメヌメがあると食べにくい。ナメクジの歯はヤスリみたいなので削り取って食べる。ヌメヌメは削りにくくて食べられない。だからナメクジは諦めて逃げていく。じゃあ、若いときにヌメヌメがあり、傘が開くとヌメヌメがなくなるのはなぜ?胞子を広げるためにヌメヌメを出さなくなる。さらに古くなるとアルコール臭を出してナメクジをどんどん引き寄せる。胞子が若い内はナメクジを避け、成熟するとナメクジに胞子を運んでもらう。良いように使われてるのがナメクジ。

チチタケ、傷つけると乳液がでるが、その意味は何?
トビムシなどへの忌避作用があるのでは、と言われてる。ゴムの成分。ゴムの木のと一緒。だから天然ゴムを作るキノコとして知られてる。商業化は出来ないけどキノコ天然ゴムは作れる。

スギエダタケ、トビムシは柄のトゲに刺されて死んでしまう。美味しいと思って登ってくるとシスチジアというヒダの表面の突起物、とっくり状や、柄や傘の表面のトゲに当たるとトビムシは死んでしまう。人間は美味しく食べられる。ストロビルリンというトビムシを殺す成分はキノコ由来殺虫剤として実用化されてる。

ニオイコベニタケ、夏に多いので明日は見れないかもだが、カブトムシ臭い。これも虫を殺す作用を持つキノコ。

★防御作用、殺傷能力を持つキノコがいる。

ミミズを殺すキノコ<糟屋研究
ミミズはキノコをよく食べるが、ツブエノシメジというキノコが殺す。ブルーベリーの畑の根元にはえる。菌糸の途中に逆剥けのトゲがあり、そこに刺さるとヒメミミズが死んでしまう。最初はウニョウニョ動いているが1,2時間たつとお亡くなりになる。ツブエノシメジの胞子はミミズが食べると壊されてしまう。中身がドロドロに溶ける。なので、身を守るためにヒスチジアが作られる。

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ある時は食べてもらい、ある時は食べられないように身を守る。

明日は、キノコあった!、だけじゃなくて、どういう環境に出てるか、どんな虫が付いてるか、そんなことにも注目して歩いてもらえたらと思います。

質疑応答
カメムシタケの見た目は?お尻から出てきて本体は黒、上の胞子を作るところはオレンジ色。ミミカキタケとかいわれる形状。葉っぱの間に出てくるので、見つけたら下を掘ってほしい。全国的にいるので、ここでも見つかりますよ。

キノコと菌根と植物。必ず同じ関係か(図版2枚目左下の図)。
必ずとは言い切れない。光合成をやめる植物、ギンリョウソウは菌根つくって栄養を完全にもらっている。キノコはデンプンを作れないので貰っているのが本来。ギンリョウソウはキノコを騙していて、キノコはお返しをまったくもらえない。ツツジの仲間です。そこから葉緑体がなくなってギンリョウソウになった。ツツジは様々な菌根を作ってる類。色々な菌類との関係が出来ているので、あるとき、「光合成けっこう大変だからやめてもいんじゃね?」てツツジがいた。最初は、緑から赤にかわった。でも余裕で生きれたので完全に色を失ったギンリョウソウが出現。いまでは遺伝子レベルで葉緑体を作る能力を失っている。

ナメコのヌメリはどうやって?意外と簡単に剥けるんですよ。キッチンペーパーで拭き取ります。ヌメヌメの成分は何ですか?ムチン、といいます。トマトの中身と一緒です。ヌタウナギのヌメヌメと一緒ですね。多糖類です。

クワガタが木を食べる、というのは効率悪そう。菌糸体で育てることは出来ますが、木がないとキノコが自然界では出てこない。

人間からキノコは生えますか?カビは生えるけどキノコは出ません。ハクセン菌という水虫の原因は菌類。体から直接キノコは出ない、が、肺の中にキノコ、という例はある。それはスエヒロタケ、でこの菌類は37℃の中で生育できる。人間の体温37℃は普通の菌類にとっては暑すぎるから入っても生育できないが、スエヒロタケは人間の免疫が弱ると入り込んで肺炎の原因になったりする。虫から生えるのが多いのは体温が高くないから。カエルにはカエルツボカミというのがいるが鳥類ほ乳類にはほとんどつけない。

水中の菌類はいますか?本来水中からだった。キノコを作るのは地上に出てから。海底ボーリングで菌類が見つかったこともある。ヒトヨタケの仲間は酵母状で海底に住んでいる。陸上のとは姿形は違ってるが。新しい目、綱レベルでまったく違うモノが海底には発見される可能性がある。

宇宙、月にはいますか?どうでしょう。宇宙菌類学って分野はありますが、月はわかりません。宇宙菌類学は宇宙飛行士の環境に生える菌類を研究。

きのこと酵母でまったく形が違うのに分類はどうする?分子レベルで分析してる。キクラゲの仲間でシロキクラゲってのは自然界ではキノコだけど胞子を栽培すると酵母になる。酵母とキノコを行ったり来たりで生涯を送っている。ヒトヨタケは実はそういう例なのかもしれない。

もっとも古い菌類は何か?グロムスというカビ、菌根菌の仲間が一番ふるいと推測されている。カンブリア期くらいに出てきたと言われている。もともと水中で微生物にくっついて生活していたのが植物について地上に出てきた。そして多様化した。

エノキダケは自然界とだいぶちがうのは何故?光の条件、モヤシの育て方は真っ白いエノキダケ。長野県、冬の副業で納屋で作り始めた。野生の茶色い方が美味しいと個人的には思う。冬に雪の下に出てる可能性があります。ヒラタケも数年前までシメジって言って売ってたが、貝殻みたいな形でも売るようになった。ヒラタケは雪の下で半分凍ってるのは味わい深い。ただし山形ではよく似たツキヨタケという毒キノコがあるので気をつけて。

暗闇で光るキノコの理由は?虫を寄せるため、という観察結果はあるが証明はされてない。

お気に入りのキノコは何ですか?オニフスベ、でっかいやつ。直径30cm位になる。江戸時代の文献にものってるが、ちゃんと調べた人がいなくて、私が学名をつけました。カルバティヤ・ニッポニカといいます。Calvatia nipponica。属名はあったが、今はカルバティヤ属に組み替えて分類しました。

21:10いったんお開きにしてあとは有志で先生囲んで懇談。

オニフスベ学名の意味は?日本の禿頭。最初は小さくてはんぺんのように真っ白。成熟して表面が茶色くなりはげ落ちるとツルツルになる。だからそういう名前にしました。オデンのハンペンがオニフスベだよ、って信じちゃう人がいるくらい。最初の頃は頭蓋骨と見間違えるかんじ。痛むのがとっても早い。中身が真っ白でないと食べられない、茶色くなると臭くなるので食べられない。アンモニア臭になる。ハンペンサイズでないと食べられない。

一番食べて美味しいのは?シロアリタケ美味しいよ。シロアリの巣から発生。シロアリはシロアリタケの菌糸を食べるが、本体のキノコは傘が20cm高さ40cmになる。半割りにして焼くとシャキシャキしてほのかなマツタケ臭がして美味しい。日本では沖縄でしか見つかってない。

北でしか見つからないのはありますか?北海道は多い。宮城県ももちろんたくさん(そこにいた生徒が出身県を次々上げる)。石川県はキノコ王国ですよ、銚子の前は石川だったので。小松市立博物館でことしキノコ展やりました。フリーズドライの標本を作って展示。
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