宇宙人が地球に来ないのはなぜ？

ＣＳで８５年に松本零士にインタビューしたものを放送してました。「アレイの鏡」という部分的にＣＧを導入した当時的には最先端のアニメを作ってるという宣伝を兼ねての番組。
アレイの鏡は、宇宙の果てのアレイに行ってみるとそこには「総意」と呼ばれる知的集合体がいたという作品。
主人公らは総意から「あんたら戦争をやめられないダメ生物だから帰れ帰れ！」と追い返されるというオチ。（いや、言い方ってあるよねｗ）

知的集合体と言うとイデとかＱべえとかですね。
あいつら本当に身勝手なんだよな！絶対に許せない！

インタビューの中で松本零士は何の根拠もなく「宇宙人と出会えるとすれば、相手の宇宙人は友好的に決まってる」と。
３０年前の私だったらそれを信じられたかもしれないのだけど、今はちょっとムリかな。
その主な原因は日本海の向こうのほうにあるんだけど、まあここでは略。

「君の名は。」で町長である父親を「彗星が落ちてくるから避難命令を出せ」とどうしても説得できると思えない。
作品の中では避難命令が出たから避難できたことはわかってるんだけど。
自分が町長の立場にあって、自分がキチガイ呼ばわりして死んだ女の娘が「体が入れ替わってる」「実は未来から来た」「だからここに彗星が落ちることを知ってる」「だから避難命令」
いやいやいや、それ納得しないわ！

新海監督もここはムリだと思ったから避難命令が出るまでの一切の説明を省略したんだと思うのな。

価値観が違う人を説得したり納得させることって意外にムリ。

宇宙人とは上手くやれないと思う。

>宇宙人が地球に来ないのはなぜ？ニコニコニュースのユーザーの意見をまとめてみた
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=116&from=diary&id=4261603