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2015年09月30日22:26

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SFC版ダンジョンマスター 終

つづき。

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・B9Fに橋頭堡を確保し、さらなる下層へと降りていく。

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・B11Fの長い通路の突き当たりで、最強剣のひとつ「ダイヤの剣」を獲得。
剣を取ると罠が作動し、通路のいたるところからチクロンBばりの毒ガスが吹き出して、画面を緑一面に染め上げる。視界がほとんど効かないうえに、通路のドアも閉じられるのでやっかい。
最強剣とってウレシー!って浮かれてるところを一挙に殺戮されちゃうのが無印ダンマス。

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・B11Fには他にも炎の剣などの貴重な武具が大量に落ちてる。まさに宝の山状態。
三股部屋の曲がりくねった通路を抜けた先では、プラチナ装備セットが手に入る。

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・プラチナ装備で身を固めてみたの図。
兜だけがデックスヘルム。プラチナ兜だけは次のB12Fに降りないと手に入らない。
プラチナ装備は最強の次善ランク。ここまでくるとよほどの敵でもないと大ダメージは喰わない。
例によって1人旅にも関わらず、落ちてるアイテムを全部回収してるせいで重量オーバー地獄。

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・そして、B12Fでは念願の最強防具「黒がねシリーズ」を遂にゲット!
MAP南東、四股通路のそれぞれの突き当たりに置かれているのでいっぺんに手に入る。

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・B12Fのガーディアン的存在、デスナイト。
隠し通路の奥や、貴重なアイテムの小部屋で襲いかかってくる。非常に高い攻撃力を持つ。

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・B12Fは細い一本径の通路が多く、側面や背面に回り込んでの安全策が取りにくい。
そういう場合の常套手段は、攻撃を加えつつ一歩ずつ後退し、ドアのある場所まで誘導する。

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・そうしてドアのある場所まできたら、スイッチを押してドアで押しつぶして攻撃。
物理攻撃と呪文、さらにドアの圧擊で大ダメージを与えることができる。ダンマスでの基本みたいな戦法とはいえ、この階にくるまでこのテクは必要なかったので無印は比較的かんたん。

ドアに辟易して敵もすぐに後退してしまうので、HP多めの相手だと勝負が長引くのが難点。
後ろの安全さえ確保しておけばドアが閉じるので睡眠もとり放題。いつまでも闘うことが可能。
ぶっちゃけて言えば、ダンマスはこのやりかたで全ての敵を安全・確実に倒すことができる。

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・1体でも面倒なのに、細い通路で2体ひと組で襲ってくるのがやっかい。
一歩ずつ交代しながら、ドアのある場所まで誘導していく。ダンマスのドアは攻撃面でも防御面でも非常に優れた万能性を誇る。「敵はドアを開けることができない」のがダンマスの常識。
いいか悪いかで言えば、まぁゲーム的にもよくないんだけど、そのおかげで秘密基地ゴッコができたり、こういうセコイ戦法もとれたりするので、まぁ一長一短とでもいったところか。

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・ドアのまわりにはデスナイトの残骸だらけに。
デスナイトを殲滅してから、通路の先で「黒がねの兜」をゲット。最強防具一式が揃った。

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・ガッスーーン!!
圧殺の瞬間。どんな屈強なモンスターでも最後は木っ端微塵に吹っ飛ぶ。とても気持ちいい。
ちなみに、デスナイトが残す鉄の防具は全て呪われていて役には立たない。ゴミ。

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・いっとき、誘導を間違えて、袋小路に入り込んでしまい、2体のデスナイトに退路を塞がれてボコボコにされてしまう大惨事が発生。道も細いし、まれに運が悪いとこういうザマをやらかす。

最強の敵2体に逃げ道塞がれてボコボコなんだから、これはアッという間におだぶつだろうと思いきや、なんと、それでも死なない! 即死級のポカをやらかしても大丈夫のSFC版の親切設計には心底驚いた。秘薬で回復しながら地道に正面戦闘でフツーに勝ててしまったよ・・・。

黒がねシリーズで固めてたとはいえ、あまりのヌルさに舐められてるようで気分がよくない。

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・気分が悪いので、ブッ殺したデスナイトの残骸を秘密基地まで持ち帰って、脇の通路に並べたくってみる。こういう部分を今の技術で進化させたRPGがもっとやりたかったな。オンラインRPGで誰かが育てあげたキャラの首をブッタ斬って、自分の部屋に並べたりできるとかがよかった。

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・最強の黒がね装備に身を包んだ(ダン)マスの暗黒卿。シヴイ。
ちなみに腰に下げた2つの革袋は一度も使わなかった。渇きは飢えに比べたら減りにくい。

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・食料も、パンやチーズやとうもろこしなんかの普通の食材はほとんど備蓄するだけだった。
無限回収可能のスクリーマーの肉だけで十分に腹は満たされるので、ひたすらリスみてーに食料を運び込んだ苦労も、結局は巨大な食料庫を作っただけのことだった。

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・クリアアイテムの「炎の杖」を取りに、B7Fへ。最終局面も近い。

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・B7Fでは、いたるところに杖の番人として、ストーンゴーレムが配置されてる。
最硬の防御力を誇り、まともにダメージが与えられない。ドア戦法で少しずつ削っていく。
HPもおそろしく高め。炎の杖までの道のりは、長丁場を覚悟する必要がある。

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・地道な方法でストーンゴーレムを1匹1匹各個撃破し、最奥部で最強剣のひとつ「暗黒の剣」と、クリアアイテム「炎の杖」を獲得。最強の武器防具が遂に揃った。

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・最下層B14Fは、本作最強の敵レッドドラゴンの巣。
初見なら、圧倒的な攻撃力と威圧感を誇るレッドドラゴンに圧倒されようが、実は無印ダンマスのドラゴンの巣には、コイツが1匹いるだけ。とうていドラゴンの巣なんて凶悪な代物ではない。
部屋も広々としてるし、大きく離れて物陰に潜めば、ぶっちゃけ昼寝も十分楽しめるほど。

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・ただし、正面に立つのだけはオススメできない。ガチンコでやり合うのはさすがに危険。

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・こういう広場でドラゴンを相手取るときは、背面をキープし続けるのが大前提になる。
ひたすら尻尾を追い回してグルグルグルグル回転を繰り返すのが美しい戦い方の見本。ドラゴンのHPは驚く程多いので、ものすごい長丁場になることだけは覚悟しなければならない。

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・回転をはじめてから、およそ30分ぐらいでガッツーン!と大勝利。思ったよりも早い結末。
倒すと大量のドラゴンステーキが撒き散らされて、「勝ったッ!」と脳汁の出る嬉しい瞬間。
暗黒の剣の「暴れ回る」は非常に強力で、レッドドラゴン戦で大活躍してくれる。

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・ドラゴンステーキげっとだぜ!
ちなみに初回プレイの時は、「えっ?たったこれだけ!?」ってガッカリした。つーかカオスの逆襲を先にプレイしてると、ことあるごとにガッカリさせられっぱなしなのが難点だわ。

カオスの逆襲でレッドドラゴンの巣といえば、身の毛もよだつ恐怖の代名詞だった。これより強力なレッドドラゴンが5、6匹徒党を組んで、当たれば半分もってかれるファイアーボールがそこらじゅうを飛びまくってる中を掻い潜りながら、他のドラゴンの群れに襲われないよう気をつけつつ1匹の背後を各個撃破するという地獄のような展開が待ち受けていたものだった。
それに比べたら、こんなもん春の日差しのようにやわらかで心地よすぎて眠たくなってしまう。
もう2、3匹、多頭飼いしてくれてたほうが嬉しかった。

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・レッドドラゴンを倒した先では、炎の杖を真の状態に覚醒するイベント。
杖を「真・炎の杖」にしてしまうと、B13Fより上階には二度と戻れなくなるので注意が必要。

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・杖を最終段階にしたら、いよいよ最後のB13Fへ。
そこらじゅうをファイアーデーモンの大群がうろついてるので、例によってドアへ誘導する。

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・B13Fは北東部分がドア付きの小部屋になっているので、ここで籠城すれば安全に戦える。
ストーンゴーレムやデスナイトの大群に比べたら装甲は薄いので、比較的早く殲滅できる。

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・小部屋に篭って戦ってると、不意にラスボス・ロードカオスが目の前に現れる。
ロードカオスはB13Fをランダムにワープしてるので、この小部屋でファイアーデーモン狩りをしていれば、勝手に向こうからやって来てくれるので便利。実質、この部屋が最終到達地点。

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・このゲームのラスボスは倒せない仕様。
炎の杖で進路を塞ぐバリアを展開し、「融合」のコマンドを選択することでゲームクリアになる。

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・小部屋にいれば、塞ぐエリアは2箇所ですむので、大広間でやるよりはるかにラク。
ラスボスなのに激しく戦えないのが残念。どれだけ背後を襲っても永遠にケリは付かない。

うーん、クリアしたけど、圧倒的に戦いたりない感じ。基地の食料もほとんど在庫のままだし。

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・エンディング。
総プレイ時間、約30時間ぐらい。
一人旅だし、チャチャっと急げば10時間以内でクリアできる内容。時間がかかったのはだらだらとプレイしていたせい。どうでもいいアイテム拾いにいったり、基地を食料庫化したりとか。
つーかダンマスはそういう気分を味わうゲームなんだから、早解きとかそれこそ無意味。

あと久々にプレイして気づいたけど、橋頭堡に基地を確保してからのB9F以降、どくろの鍵で開放できる各階のバイパス通路が秀逸な出来だった。次の階への下り階段そばにあるから、各界の攻略を終えて、ちょうど一旦基地に戻りたい時にありがたい存在だった。基地からすぐ元の場所に引き返せるのも便利だった。最下層までバイパスが通っていて、恐ろしく周り勝手がいい。

雰囲気ゲーとしては、これ以上ないぐらい素晴らしいダンジョンRPGだけど、やはりヌルすぎるのが難点かな。この手のゲームの入門者向けといった内容で、中級者以上には歯ごたえが無さ過ぎて、逆に腹が減ってしまうみたいな感覚。もっと腹にたまるモン食わせろ!みたいな。
しかし、これだけ面白い作品なのに、RTCとかのクローン系をのぞいたら、ほとんど公式には発売してないってのが残念すぎる。無印、カオス、2、セロンズ、ネクサスの5つだけだもんな。

とても面白いけど全然食い足りない。もっとやらせろ!って感じ。それが無印ダンマスです。
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