最近 平安京づいているので(笑)そのネタでもう1つ
京都の街を歩く(移動する)に当たって「丸竹夷」の唄がよく引き合いに出されますが
それよりも「寺東西大千御春西葛」覚えた方が移動距離の把握に便利と最近気づいた(遅いか)
これはナニかと言うと平安京の南北を走る大路の現在名称で、東より「寺町」「東洞院」「西洞院」「大宮」「千本」「御前」「春日」「西小路」「葛野大路」のことです。
平安京の設計性格からして等間隔に並んでいて、しかも二条−三条−四条−松原や七条−八条−九条の間隔と同一距離になる訳です。
一応、西小路と葛野大路は平安京の大路−木辻大路(又は西東洞院の可能性もあり)−西京極大路より1路東で恵止利小路・無差小路の遺跡の上にあるのですが、この際は目をつぶって無視し現在一応南北に貫いている大きな道路で考えます(笑)
それで京都の移動距離は斜めの道が殆ど無いですから東西の距離間隔+南北の距離間隔となります。それで南北距離の条の数の差と比較が単純に可能なら暗算でどちらへの移動が近いかが地図を見ることなくできます。
あとは平安京時代には小路と呼ばれた道などはquarter・half・halfquaterとして025・0.5・0.75の値で考えれば、ほぼ正確になります。
近衛大路、大炊御門大路、壬生大路、皇嘉門大路は間隔は小路とおなじですが(笑)
もちろん今の五条通りは五条坊門の末裔であるとか、一条と二条の間は大内裏があったので三条−四条の間隔の2.5倍あったとかの基礎知識と御土居堀より外の地域では道は明治以降に新たに作られたか農道を繋げたもので案外と斜めになっているという知識は必要です
例題:四条河原町から市役所前と四条烏丸の地下鉄はどちらが近いか?
その2:西院の阪急駅からスーパーイオン・ハナとファミリーどちらが近いか?
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