最近「丸竹夷」のmidiを作って以来 というより中村先生の
「御土居堀ものがたり」を読了して以来かな 近世京都の推移に
ついて興味をもったが図書館に行っても幕末の話か、難かしそう
な学術書しかない…
でもいろんな古地図を見ていると なんとなく3つの町の複合体
だなぁと思えてくる−上京・下京・本願寺門前−
今の地図を見ていると市電が骨格を作ったメリハリのある格子状
の都市に見えるが百数十年前は センターから2キロ程度の町が
鉄アレイのように繋がった室町末期の性格をそのまま引き継いで
いたような気がする
で「丸竹夷」のわらべ唄なのだがこの3つの町に通じていたので
はなく下京の唄だなぁと ラン2さん作の
http://homepage1.nifty.com/heiankyo/rekishi/reki02.html
にある地図に重ね合わせると良く判る
この地図では街路名が平安京の大路小路を採用しているので若干
判り辛いが この地図の北端1路北が丸太町通り…唄い出し部分
になるし南端の万寿寺通の1路南にある五条通りから先はわらべ
唄の歌詞も乱れて伝わっているし街路の省略も目立つ
迷子にならないように幼児に教え込む唄としても知られているが
下京に住む子供が相手だとすると納得もいく
ログインしてコメントを確認・投稿する