さらには、渋谷にあった大きなブックファーストまでなくなっていたとは。
…いやまあ、去年は渋谷に行っても足を運んだ記憶がありませんからして。
そういえば、欲しいと思った本はだいたいAmazonで注文していますし。
近所の書店で本を買うこと自体、めっきり減ってしまいました。
記憶をほじくり返すと、中学〜大学の頃は今からすると「何をそんなに」と
不思議なほど熱心に、書店通いをしておりましたなぁ…。
特に高校の頃なぞ、学校帰りにしょっちゅう神保町へ寄り道し、高岡書店やら
書泉ブックマートでは近所の書店にまず並ばないオタク系の本やら雑誌やらを、
店名は忘れてしまいましたがなんやら気取った感じの書店ではいわゆるひとつの
サブカル系の本、特に覚えている方面では「路上観察」とかそういったものを。
「美学校に入れば、赤瀬川原平先生や南伸坊先生に直接会えるのかなぁ」
「それにしても、ちくま文庫って、なんでこんなに高いんじゃろ」
…とかなんとか思っておった覚えが。
それにしても(2)、高校生当時の自分がどういった経緯で神保町通いをするように
なったのか、その直接的なきっかけが全く思い出せません。
まあたぶん当時読んでいたオタク系雑誌の巻末のほうに「バックナンバー
取り扱い店」の一覧ページがあって、そこに「書泉ブックマート」の名と
所在地が載っておったのではなかろうか、とかなんとかかもですが。
しかしそれにしても(3)、そもそも自分はどうしてそういった系統の雑誌を読む
ように…まずその辺りが謎です。
………あああ、おぼろげな記憶をたぐっていくと、元々のきっかけは、ともに
今はなき『LOGiN』『マイコンBASICマガジン』というパソコン誌だ!
それも自分で買ったのではなく、さらにはパソコンを持ってもいない家族が
なぜか買ってきたのを、わけもわからずに読んだような覚えが。
で、そこからなぜか自分だけがずぶずぶずぶずぶ〜…とオタクの世界へ。
なんだよ、高校生の頃ワシのことをオタクだなんだ腐しやがったのが、元々の
原因を作ったのは他ならないあいつ本人じゃねえかよ。
その後大学受験に失敗して、ちょっと精神的に危なくなったかと思えば突然
しょぼくれて「たけお(仮名)が羨ましい、打ち込める目標があって。自分には
そういうのがない」とかこぼしたとかですが。
まあ、あやつがそういう状況だった当時、ワシは美術系の大学に入りたくて
学校帰りに代々木ゼミナール造形学校という予備校に…
あれ?
予備校通いをしながら、どうやって神保町通いをしていたんだ?
あと、雑誌にへたくそな絵をぽいぽい投稿したり。
どういう時間の使い方をしていたのか、まったく思い出せません。
■数字に見る「リアル書店」のいま 都会の有名店舗が閉店、続く苦境
(弁護士ドットコム - 09月12日 10:03)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=5285075
ログインしてコメントを確認・投稿する