(8)水上 仁
(将棋ジャーナル 昭和61年10月号)
33角、イ22桂、同角成、同玉、32銀成、同玉、41銀、22玉、34桂、11玉、
33馬、同桂、31飛、21角、同飛成、同玉、43角、11玉、22桂成、同玉、
32銀成、11玉、21成銀迄23手詰。
イ22香は同角成、同玉、32銀成、同玉、41銀、22玉、32銀成、同玉、35香以下。
イ同桂は21飛、同玉、31銀成以下。
5手目、平凡に31銀生から22銀成とすると、43銀が邪魔になり詰まない。そこで32銀成から41銀とするのが巧い手で、その後は角合を交えた綺麗な収束となる。全体的に変化・紛れとも厚く、読みの入った実戦形の好作と言えよう。
ログインしてコメントを確認・投稿する