先日、こんな作品に出会いました、
ヤマザキマリさんの作品『オリンピア・キュクロス』(集英社)
ヤマザキマリさん・・・といって
一番に思い浮かべる作品といえば『テルマエロマエ』ですよね。
『テルマエロマエ』では古代ローマを舞台にしていたのですけど、
この作品は古代ギリシャを舞台に描かれています。
古代ギリシャのデメトリオスという青年は
壷絵師の見習いで争ったり競ったりするのを好まなく、
今でいう草食系男子でした。
ある日、村同士の争いに巻き込まれ、
競技は自分たちで選ぶことになり、
デメトリオスは壷の中で思い悩んでいました。
そんな時、壷が雷に打たれ、
気がつくと、そこは1964年の東京だったのです。
ここで知り合った老人に連れられ、
運動会に参加することになったデメトリオスは
そこで見た競技(タマゴ運び走)に興味を覚えたんです。
すると、再び雷に打たれたデメトリオスは
古代ギリシャに戻ってきて、
タマゴ運び走を提案し、
村の代表として競技することになったんです。
・・・といった感じで
古代ギリシャから1964年の東京へと何度もタイムスリップし、
新たな競技を持ち帰る・・・といったストーリーになっています。
どこか『テルマエロマエ』と同じような感じなのですけど、
ヤマザキさんらしい笑いで描かれていて、
この作品も人気でるのかもしれないです。
東京オリンピックが開催される2020年ぐらいに
映画化されたりして・・・^^;
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