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2018年07月12日19:47

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“足りない”ではなく“向いていない”のです。

4強逃した錦織「やっぱり何かが足らない」一問一答
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5196466

まぁ、これだけの力が有れば勝っても不思議では有りません。
しかし、現実ではグランドスラムの1つすら取れていないのは何故か?

彼とナダル選手との違いについて書いてみますね。
ナダルは、幼少の頃からクレーコート(アンツーカーを含む)を主戦としクレーコートでどういうプレーが有効かを鍛えて来て特化していった訳です。
この完成度は、とてつもないアドバンテージを生み出し全仏で11勝なんて前人未到の成績を挙げているのです。

それに比べ錦織選手は、幼少の頃からハードコート(オムニを含む)を主戦にしていてストローカーでは有りますが“速いショットで決まる”展開の速いゲームで育って来たのです。
速いサービスも有りますが、ボレーに直結しているプレースタイルでは有りません。
エアケイに代表される彼のウイニングショットは、ある一定の安定したバウンドが必要と為りますが、彼が対処出来る安定したバウンドが確保出来るコートサーフェイスとしては全豪・全仏・全米と為ります。
その内の全仏は、バウンドが他のコートより高く弾みバウンド後の球足もグッと遅くハードコート育ちで勝負の早いストローク戦を戦って来た選手にはクレーコートのスペシャリストに勝利するにはかなりの体力を必要とし残念ながら錦織選手には決勝に至る迄に“ガス欠”に為ってしまう可能性が非常に高くガス欠寸前に決勝に上がって来たとしても“ナダル選手の様なクレーのスペシャリスト”が待っているので勝目が見えないのです。

全英は、本来サーブ&ボレーのプレースタイルが有効で近年はレシーブ技術が進みストローカーもかなり躍進していますが、アタリの出たスーパーサーバーが出て来た時には苦戦を強いられる事は間違いなく、特に錦織選手は彼の武器の高い打点からの球足の速いストロークを使用する機会が少ない状態で戦わなければならず、打点が低くとも有効なショットを持つジョコビッチやフェデラーに敵わないのです。

残るは全豪・全米ですが、全豪はサーフェイスは錦織選手向きではありますが、真夏に行われる為にそもそも“基礎体力の少ないアジア人には不向き”なのでこれも全仏と同じ“ガス欠”で取れないと考えて下ります。

と、言う事で最も向いているのは全米と言う事に為ります。
結果も決勝まで進んだ事もありますし、サーフェイスが彼の最も良いパフォーマンスを発揮出来る大会なのです。

因みに私は、彼がグランドスラムの1つを取るなら全米以外無いと決勝に上がる前から予測し続けて下りますが
、一介のテニス好きのオヤジの言う事なんぞ“日本で最も優秀な錦織選手”の耳に届く訳も有りません。

因って、何か足りないのでは無く“向かないコートで無理をして戦っている”と言うのが私の見解であります。

長文、失礼しました。

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