ぼくには
昼色が無い
いや
少しはあるけど
ほとんどが
夜色と朝色
たまに
河原での休憩のひととき
感じたことを書くけど
ほとんどが
夜色と朝色
みんなが出かける頃に出かけ
夜も暮れ
日が変わる前に帰る
ぼくの昼色は
仕事色
毎日
駅に降り立った時から
昼色に染まっていき
帰りの夜道で
星空を眺めながら
ちょっとずつ
夜色に染め直し
朝 目覚めて
爽やかな駅までのときの間に
朝色を染め重ね
また
駅に降り立った時から
昼色に染まっていく
でもね
そんな
ルーティーンの日常に見えるけど
ひとときも
同じときの繰り返しは無い
すべてが
再現不能な
一期一会
それとね
昼色のベースは仕事色だけど
その中にも
機微の変化
喜怒哀楽の情景は存在する
だから
別につまらないとかじゃなくって
ぼくの毎日は意外と楽しいのさ
だから
無いわけじゃなかった
ぼくの昼色
ただ
ぼくにしかわからない
ぼくの
昼色
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