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2018年07月16日13:38

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リサイクリング後進国

リサイクリング後進国・日本

過剰包装は天然資源をむだにするだけではなく、廃棄物の量を増やすので環境にとっても有害だ。このため多くのドイツ人は日本の過剰包装について、批判的である。日本を訪れたことのあるドイツ人からは「日本の包装は大袈裟だ。資源をむだにしている」という感想をよく耳にする。
 実際、我が国は残念なことに世界で有数のごみ大国である。OECDの統計によると、2015年の日本のごみ焼却量は約3400万トン。ドイツ(約1200万トン)の約2.8倍である。またOECDは、地方自治体から出るごみの内、焼却によって処理されているごみの比率に関する統計も公表しているが、日本の焼却比率(2015年)は69%で世界最高。ドイツは25%(2016年の数字)と大幅に低い。ごみの焼却が資源の浪費や大気汚染につながることは、言うまでもない。
 日本の環境省によると、我が国の国民1人あたりの年間ごみ焼却量は320キロで、世界1位。ドイツ(140キログラム)の約2.3倍だ。
 OECDの統計によると、ドイツはリサイクリング優等生、日本は後進国である。2015年の時点で、ドイツの地方自治体廃棄物のリサイクリング比率(生ごみの堆肥化=コンポストも含む)は67%で世界最高だった。これに対して日本はわずか21%。データが得られた29ヶ国の中で25位という低さである。OECDの平均(35%)にも達していない。
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