mixiユーザー(id:13658569)

2018年07月12日23:33

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ちょっと引っ掛かるなぁ・・。

ん〜・・・
これ、ちょっと腕組みしてあれこれ考えてしまったのだが・・
果たしてこれが英断なのかどうなのかについて・・。

理由文言と、その背景にまで色々と思いを巡らせる限り、大きな異論を挟む余地は
特段ない・・とは一応推認出来るけれども、その反面では、こうした理由が正当性を持ち
尚且つ広く受容され半自動的に常識化していくとすれば、デメリットも同時に
発生させることになる気がするわけで。そこまでを計算し尽くした上での
「苦渋の決断」なのかどうかは、正直何ともいい難いねぇ。

第一に、「当日は全国的に猛暑とゲリラ雷雨等が予想され厳重な警戒が呼びかけられ」
という趣旨。実際、正確な気象予報のほどは把握していないけども、
そもそも野外公演というのはそうした気象の変動が起こり得ることを前提に成立する、
させるものであり、日本の場合、殆どが夏場開催を基本にしているわけで。

だからこそ約款の殆どは「雨天決行」を条件とし、その上で各種の態勢を各個人で
負ってもらいつつ、それをも超える範囲については主催者が補完態勢を組む・・
というのが基本的なあり方。

とした時。「猛暑」についてはそもそもが“夏場”時期に設定してることに鑑みれば、
その予想し得るリスクに対して、各個人と主催側に拠る救護態勢さえ一定程度
取られる限り、事前中止することには矛盾が生ずる。

一方、ゲリラ豪雨のような、昨今観られる突発的気象については、事後の対応は
難しい側面があるために、事前の慎重さが求められる→及び腰になることは
半ば必然でもあるし、加えて突風や落雷の危険性まで考慮していけば尚更でもある。

但し、現代はそのような気象予測さえ相当に高い精度で可能となったことに鑑みれば、
逆に言えば、そのような突発気象のパターンや事例が積み重なってるがゆえ、
対応策は以前より取りやすくなった・・とも言えるわけで。
事前アナウンス然り、避難誘導の手法や待避所の設定然り、避雷針然り・・。

寧ろ問題は、以前よりも手間や神経を使わねばならなくなった野外公演の、
基本準備体制における“物理的弊害”や“コスト高”となる側面であったり、
そのためのマンパワーや人件費上昇等々による弊害の方が、開催を困難にさせている・・
と言った方が正確な所だろう。

その点で、「観客やスタッフへの体調、安全を考慮」というなら、
そもそも野外公演なんて開催出来る道理がなくなるし、ある面では
そんな「リスキーな一日」を楽しむべくな、“アドベンチャー”な魅力が
野外公演の特性なのであって。

よって、準備体制が取れるかどうかや、試算的に見合うか否かこそ、企画段階から
電卓は弾けるわけだから、数日前になってそのような気象予報を前にして
中止せざるを得ないというのは少々「目算を誤っている」面もあると思うのね。
例外があるとすれば、震災や台風ぐらいなもので、これこそ太刀打ち出来ないゆえ。

これはもう、西日本の水害を前にしての「諸般の事情(自粛)」という方が、
あらゆる側面を考えても“無難”な理由付けだと思うけどねぇ。
加えてこの公演、開催要項をみる限り、電波媒体との企画物で、
尚且つ一般企業とのスポンサード展開による代物がゆえ、何かあったら
事後処理が厄介だっていうバイアスが掛かってのことだと思うけど。

というか・・
“スタッフの安全・体調”なんてもっともらしい理由付け文言は
やめといた方がよかったと思うんだけど・・

そんな事言うんだったら、時に前日の深夜0時回ってから搬入開始し、
そのままセッティング、リハ、本番、撤収までぶっ通し、24時間超えの労働環境を
強いるスケジュールを半ば日常的に組んでる方がよほど深刻でっせ、ちーやんよ・・

しまいにゃあ、楽屋や打ち上げの居酒屋で、ブータレ合戦の火の粉さえ
被りかねませんぜ・・・衝撃

松山千春、東京公演中止を発表 異常気象で安全考慮
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5197871
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