mixiユーザー(id:15207206)

2018年06月12日23:35

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半分に減った、というのがポイントかも。

新幹線の殺傷事件の犯人が、犯行直前まで長野で野宿生活をしていたそうです。生活資金は、祖母から与えられていた年金の受け取り口座のキャッシュカードだったとのこと。

…これは、色々考えさせられますね。犯人も働いたことはあるそうなので、稼ぎと労働の対価について知らないはずはないですが、二十歳そこそこで何もせずとも自動的にお金が入ってくる口座を持つことにいい精神的影響があるとは思えません。
しかも、野宿と言っても、事件の内容や事件に関するコメントから察するに、山の中で誰にも頼らず自給自足といったようなサバイバル環境に身を置いた訳ではないでしょう。恐らく、ホームレスといった方が実態に近い生活をしていたはずです。

ホームレスであれば当然、周囲から蔑みの言葉や態度を示される機会も一度ならずあったでしょう。気持ちは荒んだはずです。そんな環境下で、定期的にお金が増える口座を手にする事がどのような影響を犯人に与えたか…正直、彼の犯した罪から遡るなら、お金は与えない方がまだましだったのではないかと思わざるを得ません。
また残金が半額に目減りしていたというのも目を引く点です。残額すべて使いきって自暴自棄になった訳ではない。しかし半分にまでは減らした上でヤケになった。この点が自分には、もう少しこの犯人の前途には選択肢があったのではというように見えるのですが…今や何もかも遅いですね。

新幹線殺傷、祖母年金で生活か
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5151810
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