10年前、大学生の頃に、メキシコ人のマルケス君を連
れて後楽園ホールにボクシングの試合を見に行った。
その時、マルケス君は飲み終わったジュースのカップ
や噛んだガムなんかを、そこいらにポイポイ捨ててた
んだ。
流石にやりすぎだと感じたから。
『マルケス君ゴミはそこいらに捨てずに、ゴミ箱
まで持って行けよ!』
と下手な英語とジェスチャーで5分位掛けて、
訴えた。
そしたらマルケス君は
「それがルールなら悪かった。
メキシコではイベント会場でのゴミのポイ捨ては
当たり前なんだ。
その理由は
ゴミ拾いで、いくつもの雇用を生むからだよ。」
と言うモノだった。
話を聞くと、日本みたいに離職率の低い国は珍しく
アルバイトでも競争率の高い状態の国が多いと言う事。
メキシコでは、ゴミ拾いでもプライドを持ってる
人が多く、立派な職業だと言う事を話してくれた。
その証拠にマルケス君は公共施設や道路なんかでは
絶対にゴミのポイ捨てはしなかった。
極端な話だけど
日本人の自己満足行為が美談になって、世界中で浸透
したら世界で何千、何万の雇用を奪う事になるかも知れない。
日本人の常識や美学や躾なんて
全く、通じない事があることに当時は驚いたよ。
☆☆☆まとめ☆☆☆
何が正しくて、何が悪なのか、今一度
視野を広げた方が、良いよね。
白星発進の日本、試合後はサポーターがゴミ拾い…コロンビア紙が賛辞
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=138&from=diary&id=5163835
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