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2018年05月18日05:51

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漫画のメモであります その2

・メタモルフォーゼの縁側(鶴屋香央里)
https://comic.webnewtype.com/contents/engawa/

もしも自分が
・腐女子か、腐りものに抵抗がない
・オタク傾向の
・スクールカースト下位に近い(あるいは近かった)
そんな女子であるという自覚があるのなら、読まねば絶対に損をする作品。
いや、絶対に絶対に損すると強く推しておく。

これはあなたの物語であり、あなたが行く先の物語でもあるからだ。
心当たりがありすぎて胸が痛くなるような、暖かくなるような、不思議な喜びが
胸を満たしてくれること間違いなしの良作だと自信をもって言える。
そして、人の目を気にしすぎて立ち止まるなんてもったいない、
一歩踏み出してみること、
好きなものは好きだと追っていくことこそ、人生が楽しくなるのだと教えてくれる。
そして、それを語り合える友達がいれば、その楽しさは何倍にも深まるということも。
ありきたりな感想なのだろうが、本当にそうなのだから仕方がない。
人間の喜びや楽しさというものは、基本的に変わらず普遍的なものなのだと思う。

あとコメダ珈琲の巧妙なステマはお見事です。


・約束のネバーランド(白井カイウ原作 出水ぽすか作画)

2018年、この漫画がスゴイ男編一位に見事輝いたこの作品。
だれも異論はなかったであろう堂々の一位選出であったことは間違いないと思う、それほどの力がある作品。

出水ぽすかはこれまでは4コマやイラスト方面で活躍していた作家のようだが、この白井カイウの原作にこの人を結び付けた編集者の才覚は素晴らしい。
彼女の得意とする作風に、原作のストーリーががっちりとかみ合ったことで魅力が倍増したものと思われる。

正直に言うとイラストレーター出身の漫画家の描く作品は絵はきれいでも今一つ面白くないなーと思うことが多かったので、分業制の良さが最大限発揮されているなと感じた。
もちろん原作の良さも見逃せない。
ええっ!そうなのかというどんでん返しが何度も繰り返され、いったいどうなるのか先が読めない、壊れたジェットコースターに乗せられているような痺れる疾走感とスリルがある。

面白すぎる漫画は言葉では言い尽くせない。
1話だけでも読んでみると魅力が痛いほど伝わると思う。
間違いなく今のジャンプで一番面白い漫画。
結末を見るまで死ねない。
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