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2018年05月10日19:23

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 【質問】 航空自衛隊のKC-46Aについて教えてください.(下書き)

 【質問 kérdés】
 航空自衛隊のKC-46Aについて教えてください.
Kérem, mondja meg a Japán Légi Véderő KC-46A-eről.

 【回答 válasz】
 航空自衛隊はこれまで,愛知県小牧基地に767-200ERを母機とする空中給油・輸送機KC-767を4機配備しているが,2015.10.23,新型空中給油機としてKC-46Aを選定.

 KC-46Aもやはり767-200を母機とし,2014年12月28日に初飛行に成功した機体.
 ブームはフライ・バイ・ワイヤ方式の最新型で,給油オペレーター席には24インチの高解像度3Dディスプレイが備えられる.
 給油方式は米空軍機が採用するフライングブーム方式のほか,米海軍・海兵隊機のプローブ・アンド・ドローグ方式の2形式に対応.
 また,前部胴体上部には自らブーム方式で給油を受けられる給油口を備える.
 KC-767はフライングブーム方式での空中給油しかできないため,UH-60J「ブラックホーク」ヘリやV-22「オスプレイ」への給油が行えず,別途,プローブアンドドローグ方式にのみ対応したKC-130H「ハーキュリーズ」を使用しなければならなかったが,KC-46導入により,この問題は解消される予定.

 またKC-767,KC-46いずれも機内には貨物室と客室が設けられており,自衛隊海外派遣における物資輸送においても非常に重要な役割を担う.
 原型機ボーイング767はありふれた旅客機であるため,世界中どこの空港へ出向いても受け入れ側が難儀することはないという.

 調達数は3機.
 2016年度予算で計上し,2020年度末ごろから配備予定.
 米側の提案した機体単価は,1機あたり約208億円.

 なお,空中給油・輸送機の入札を巡っては,エアバスグループのエアバス・ディフェンス・アンド・スペースが入札参加を検討したものの,2015.9.8,参加を見送ったことが報じられた.
 エアバスD&Sは提案を行わない理由として,防衛省の発出したRFP(提案要求書)は,アメリカのFMS(対外有償軍事援助)を使用して導入できることが出来るため,価格面での公正な競争が難しいと判断したと述べている.

 【参考ページ Referencia Oldal】
http://www.tokyo-dar.com/news/1693/
http://www.aviationwire.jp/archives/72955
https://trafficnews.jp/post/45804/
http://www3.pref.shimane.jp/houdou/files/D97795FB-1FA4-4BDA-8067-1AB2B700191B.pdf

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