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2018年03月23日02:05

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この記事の考えだと、怠け者が多くなって国力が衰退するの?

■春分の日で水曜日休みを経験した人から「週休3日制」望む声続出 「プレミアムフライデーより嬉しい」
(キャリコネ - 03月22日 13:51)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5037632


記事のコメント衝撃的でした。
そっか〜一般の人はそう考えるのか〜。
なるほどね〜労働時間を減らしたいと思うのは「怠け」で、それは国力を衰退させる、か。



90年代の労働時間短縮が日本経済の不況の原因と、相関と因果をめちゃくちゃにした林文夫の論文のようだ。笑



本論、さて、明治期の日本の労働者は児童であっても1日15時間は働いてました。
でも今の日本の方が豊かでは?



…色々問題はあっても、流石にそこは同意しますよねー?



科学の進歩、経営方法の進歩、文化の変容


これらドラッガーやシュンペーターのいう「イノベーション」がおこれば、同じ時間で作れる生産物の量を増やすことができます。


それであれば怠けても…つまり労働時間が短くなっても、生産物は増えて、国力は増えることになる。

これは理論上正しいし、ここ200年資本主義経済国家が実証しているところです。
(資本主義経済国家はここ200年で労働時間は縮小してるのに、一人当たりの実質GDPは増えている。)



だから、この「ぼやき」であった、週休3日も、真の(自民党が言うところのではなく)働き方改革や、科学の進歩があれば、可能になります。




だって、今まで初期は労働規制自体なく、制定後は、週1日、15時間労働の規制から週2日8時間まで規制が強化されているにもかかわらず、日本は200年前より豊かになってますから。


いやもちろん、だから絶対的に幸福だなんて言ってないんですよ?

残業だってあるところはあるし、自殺率だって高いし。

それでも、200年前と比べれば、明らかに労働時間が減って、かつ豊かになっているのは、そう言うこと。





もう少し深い話をすると、ケインズという大経済学者は、
1930年代の経済水準の維持で満足できるのなら、100年後人類は生産物を効率よく生産できるので、週5日、1日3時間労働でよくなるんでないの?


と言っています。


しかし実際は、1930年代から多少は労働時間は減ったとはいえ、ケインズの予想通りにはなりませんでした。


ケインズは2000年ごろには経済規模は1930年の4〜8倍になると言っていますが、アメリカに限ると17倍になっているそうです。


これからみるに、それは人類が余暇ではなくて、所得(資本)を選択してきたと考えることができます。


バイト代が時給500円から1000円に上がった時に、バイトの時間を半分にするんじゃなくて余計に働こうとするようなものです。


1930年代だって、先進国の人は十分に暮らしていけたのに、さらに17倍(グロスでだけども)も多く稼いでしまった。


休むこともできたのに、働いてさらに稼いだ(生活水準を上げた)


こういう風に考えると欲深にみえませんか。



であれば、週休3日、水曜休み


倫理的にも良いような気がしてきますが、どうでしょうか
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コメント

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