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2018年03月13日19:00

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新潟交通の春改正、31日に実施

新潟交通は、31日に新潟市内路線バス(BRT・新バスシステム)のダイヤ改正を実施します。
12日、同社ウェブサイトにて概要と新ダイヤが発表されました。
http://www.niigata-kotsu.co.jp/~noriai/route-bus/kaisei/

今回は時刻変更が中心で、BRT・新バスシステムとなってからの「春のダイヤ改正」としては比較的小規模となっているようです。それでも、系統の新設や経路変更がみられ、大変興味を惹きます。

まずは佐渡汽船線。
佐渡汽船前〜ピアBandai前を延伸した、「新潟駅〜万代シテイ〜朱鷺メッセ〜佐渡汽船〜ピアBandai前系統」が新設されます。あわせて大幅な増発も実施され、改正後は以下の本数となります(4月27日まで。佐渡汽船のダイヤにあわせ本数は変動)。

*平日総本数 往路(駅発)47本(+18)・復路52本(+29)
新潟駅〜佐渡汽船 往路22本(-7)・復路22本(-1)
新潟駅〜ピアBandai 往路25本・復路30本

*土休日 往路44本(+16)・復路51本(+27)
新潟駅〜佐渡汽船 往路21本(-7)・復路24本(±0)
新潟駅〜ピアBandai 往路23本・復路27本

平休日とも、新潟駅〜佐渡汽船の間は日中で概ね15〜20分間隔(復路で最大25分)の運行となります。

系統新設と増発は、万代島地区へのアクセス改善を目的としたもの。
朱鷺メッセ・佐渡汽船ターミナル〜ピアBandaiの移動需要もとりこみ、地区内の回遊性向上に貢献する狙いもあるようです。
13日付の新潟日報によると、新潟港開港150周年も踏まえた対応であるとのこと。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20180312380171.html

万代島に人の流れを呼び込むうえで、公共交通アクセスの改善は以前からの課題でした。
折しも10日には、万代島旧水揚場を活用した多目的広場「大かま」がオープンしたばかりです。新ダイヤとの相乗効果で、万代島の活性化に期待が寄せられます。


そして、亀田・横越線の【S97】。
両川地域住民バス(江52・亀田酒屋線、運営主体は両川地域バス運営委員会)として運行されている亀田駅前〜酒屋車庫の区間のうち、亀田駅前〜泥潟で経路変更が行われます。

江南区役所への乗り入れを目的としたもので、亀田駅前〜鵜の子は県道16号線を経由。
鵜の子〜泥潟は、新潟交通としての新設区間となります。
(但し、2001年2月中旬の大雪では迂回経路に使用)
このため、現行の亀田上町〜泥潟の県道220号線区間から定期路線が姿を消すことになり、途中の亀田農協前と荻曽根の両バス停が廃止に。
(対象経路は下記リンク先、6/8に記載)
http://www.niigata-kotsu.co.jp/~noriai/route-bus/kaisei/pdf/kaisei_180331.pdf

この区間は狭隘な箇所がいくつか存在しており、11m級の大型長尺車が対向車とスレスレで離合する様子を目にできます。経路変更でそうした光景は見られなくなり、趣味的目線からいえば大変寂しい限りです。

荻曽根バス停の11月利用者数は、15年30人→16年22人→17年22人。
平日のみ5往復ということもあり、市街地の割に利用者数は多くありません。
一方の亀田農協前バス停は、15年68人→16年71人→17年58人。
他系統の亀田NTT前バス停に近く、廃止後は同バス停にて代替利用が可能であることから、影響は大きくないということなのでしょう。

なお、8月25・26日に開催の亀田まつりでは、同県道区間のうち県道5号線本町四丁目交差点〜梅の里通りとのT字路が【S9】各系統の迂回経路に使用されています。変更がない限りは、この区間で路線バスを走行する姿を年に2日だけ目にすることができるでしょう。


このほか、上所線【S4】などで本数の増減便が実施されます。
後日、追って各線の増減便状況を眺めてみることにしましょうか。

画像は、経路変更に伴う【S97】の廃止区間から。
泥潟バス停にて。
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荻曽根〜泥潟にて。
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亀田農協前バス停。
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