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2018年02月13日23:26

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うむ!

突然ですが、FF12ゾディアックエイジをクリアしました!

PS2でFF12が出た頃は仕事が忙しくて時間がない上、
ネットでの評判もよろしくなく、何となくスルーしてしまいました。
で、先日、steamでゲームを眺めていたらHD化されたFF12を発見!
成長システム、画質などが改善されています。これはもう、やるしか!
普通にプレイできる最後のFFですからね。

で、感想。これは難しいね。やろうとしている事はわかるけど、
自分も含め、多くの人が良くわからないゲームじゃないかと。
実際、FF12は出る前に話題になって、波があっという間に引いたゲームなので
この感想はあながち間違っていないと思う。

難易度そのものは高くない。むしろ低い方だと思う。
お話もそんなに難しくない。むしろ簡単な方だと思う。

で、何が難しいかというと演出関連全般?
お約束というか、オタク臭いというか、そういう「型」に填まってしまっていて
この作品に合った最適解を出せていない。だから画像を見ていても入ってこない。
全然、生きている感じがしないというか生っぽくない。
だから、彼らの苦悩とか悲しみとか、ゲーム内の人々の命の話とかされても
全然、痛くもかゆくもない。だから物語として面白くない。
このつまらなさは後の13、零式にも引き継がれ、15で大爆発する。
独自の世界観とかそういうのを「型どおり」に目指した結果だ。

前にも言ったけれど、オタクタイプのクリエーターは、
自覚がないまま、恐ろしいほどに型にはまっている人が多い。
そして、無自覚なまま同調圧力を振りかざしたりする。
そうやって小さな殻に収まっているのに、
自分が創作の先端にいる錯覚や夢を見続けている。

何故、一般層がゲームから離れていったのか考えよう。
昔は2億台売れたゲーム機があるんだぜ?
これについてソシャゲ云々言う人がいるけど、
物語として完結する感動はソシャゲにはないんだぜ?
何故、ゲームの物語がそんなに希薄でいい事になったのか考えてみて欲しい。

ゲームはただの娯楽だけれど、それに抗った人達がいた。
それが長時間かかるRPG(JRPG)というジャンルを生み出しヒットさせた。
今の定義だとそういう人たちも「オタク」でくくってしまうけど、
その核にある物は「オタク」なんかじゃない。
そこをもう一度見つめ直さないと、ゲームはスカスカになってゆくと思う。
まあ、手遅れかもしれませんが…。


ついでに言っておくと、経済系の記事とかでよく聞く
「オタク産業」「オタク業界」って言うのはまやかしだから。
例えば「痛車」が流行った時、痛車の加工以外もやっていた
車の板金、塗装業界のお金も組み込まれていた。
元々、証券会社が「自社の商品」を売るために作られた言葉で、
それっぽい要素がすこしあるってだけでオタク業界としてまとめて
業界の規模を膨らませて見せているだけ。
オタク業界として挙がっている中身を分解してみてみると、
「こんな物まで?」と思う物が数多ある。

あと、いつも思うんだけど、国内最大のイベントを
コミケだと思っている人が多いけど、あれも嘘。
一番大きい国内イベントは「明治神宮の初もうで」だから。
それも、コミケの5倍とかの規模。
コミケ自体は初もうで勢を入れてしまうと10番以下のイベントになる。
経済効果も実はそれらイベントと比較すると、さほど高くもない。
初もうでは、地域に対して広域に経済効果があるからね。

えっと、コミケが最も大きいというのは「室内イベント」としてなんだけど
普通、一日の来館者数が15万を超えたら、消防法的にも危険域だし、
お客様の安全や快適性が壊れるし、交通においても混乱が起こる。
だから企業としてはそれだけの規模になったら、安全面、社会への
影響を考慮してイベントを分散させる。つまりコミケは
ライバルのいない、安全性を捨てた限定的な所での最大に過ぎない。
ワンフェスの事故とか知ってたら怖いと思うんだけどなぁ…。

って、こんな事を書くと、また、変な人に突撃を食らいかねないのでこの辺にw
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