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2018年02月01日23:48

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[ニュース]ドロドロした諏訪湖

■諏訪湖に待望「御神渡り」 5季ぶりに出現
(朝日新聞デジタル - 02月01日 13:24)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4968299

やんややんやと言っておりますが、諏訪湖は非常に利権の絡みがあって、面倒な個所です。
まず、そもそも諏訪湖は国から「汚いから環境改善してね!」って言われています。
でもって長野県が調査をして「水質を改善したり、ヘドロをとらなきゃいけないんだよ!」
ってなってるんですね。
でも漁協が「俺たちの漁をする期間が減るじゃないか」とか「魚がとれないだろ」「遡上時期、産卵時期だから」とかいって、工事をさせないわけですね。
記憶に新しい諏訪湖のワカサギの大量死。通常の考えなら、卵を他からもらってきても、安定したかどうか1年以上は経過観察すると思うのですが、諏訪湖は卵を買った年に、もうワカサギ釣り再開。つまり、漁協の収入さえあれば、何処産の魚だろうが関係ないわけな感じです。遡上も産卵もへったくれも関係ないじゃないですかそれ。ってね。

「諏訪湖前面結氷!」とか言っていますが、釣り船は氷をバリバリ割りながら運航しています。神様の通り道もへったくれもあったもんじゃあありません。
海岸の漁協さんと違い、長野の漁協なんてみんな副業でやっているのです。
だったら、保証金払ってでも工事をして、早く環境改善して、綺麗な湖にしたほうがいいと思うのですが、漁協関係者は絶対に良しといいません。

「諏訪湖が凍る」のは寒いからではなく「浅い」からです。水深は5mあるかないかくらいだそうです。
また、夏になると菱という植物が諏訪湖に繁茂します。これもほかに湖ではあまりない植物で、浅いから日光が湖底に届き、成長してしまうのです。
これも非常に見た目が悪いので、毎年かなりの税金をかけて刈っていますが、結局根は残っているので毎年刈り取りますし、種が落ちるのでむしろ増えてます。
湖底をしっかりさらえればいいんですけれどね・・・。

とある場所で橋の架け替えも行われていますが、そこも別の漁協が「川をいじるな!」といって現場が大変なことになっています。
税金の大量投入で工事費が2億円くらい増えてしまっている感じ。鮎釣りのためらしいですが、どれほどの人が来るのやら。1年で2億以上も稼げるのですかね?収入保証金して早急に橋を架けたほうが、地域のためなのですが・・・。「〇月〇日までに川を本通りにしろ」とかのようですけれど、地域のみんなが使用する橋を建設して安全に通行してもらいたいのに、たった一年(というか1シーズン)も協力してくれないのですかね。
地域の住民に不便を強いており、さらに税金を使っているのが何とも歯がゆい。
漁協が何たるものぞ。
諏訪湖産の魚なんて、ホテルでも出てきたことないんですけれど!
全然地産地消の気配もない!!
漁協が地域にそれなりの費用を生んでいるのならまだしも、諏訪の主だったのは精密工業とホテルや旅館の観光業です。「金を落とすほうの意見ばかり飲むのか」というわけじゃなくて、如何にみんなの税金を少なく使って、効率よくやるかだということを言いたいのです。

まぁ聞いたところによりますと、釣り船の運営と、漁協さんはまたなんか仲が悪いとかなんとかもあるみたいです。

某番組のように、釜口水門を全開にして、水位を下げて干して、重機とダンプを一斉投入して諏訪湖を一気に綺麗にすれば、税金がかからなくていいんですが。
まぁ撤去したヘドロの行き先問題はあるのですが。

いずれにせよ早く環境をよくしないと、諏訪湖の寿命がさらに短くなるだけなんですけれどね‥。


(2月3日7:17追記)
( 同 11:06一部修正)
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