戦争映画や時代物でよく取り上げられる台詞「降伏か死か」。
まあ、旧日本軍ではほとんど降伏しなかった訳ですが、
ある意味、敗北した国家にしては見くびられずに済んだのは、
先人のこの行為のおかげだったと言う話も聞きます。
そんな中、AFP通信の記事に、物議を醸す投稿とがあったと。
アメリカ軍と同盟国の兵士は、イスラム過激派組織「イスラム国」の戦闘員らに
「降伏しない場合、顔に銃弾を撃ち込み、シャベルで殴り殺し、爆弾を落とすことも辞さない」
と言う警告文を、最上級曹長がソーシャルメディアに投稿したのだそうです。
この投稿をフェイスブックに行ったのは、
アメリカ統合作戦本部議長の側近ジョン・トラックセル最先任上級曹長という人。
降伏を拒否するIS戦闘員に対しては「抹殺」部隊を派遣すると警告、
その手法として塹壕を掘るシャベルなどを挙げた。
「彼らが降伏すれば、われわれは収容施設の監房で保護し、食事や寝床、
法の適性手続きを提供しよう」
「だが、もし彼らが降伏しないことを選ぶなら、われわれは容赦なく抹殺する。
治安部隊の支援があろうとなかろうと、彼らの頭上に爆弾を落とし、顔面を撃ち抜き、
シャベルでたたきのめして殺害する」と。
そして次の日、シャベルで人を殺害する方法を説明する図解もフェイスブックに投稿。
この投稿には多くのコメントが付きましたが、大半はトラックセル氏支の内容だった様です。
基本的に任務の遂行を行っているとしか言いようの無いこの文章には
本文は大半が支持する内容と言うことは、
物議を醸す投稿と言う一文が入っていましたが、物議以前の問題だと思います。
国家から与えられた任務を忠実に遂行していますし、
最先任上級曹長の文章は自身が死に直面する軍人としての心得と、
敵にアメリカ軍の士気の高さを見せ付ける言葉を述べたまでで、
いつの時代にも変わらないものです。
この文章が非難されるのであれば、矛先はそんな状況にした政府に向けられるべきです。
国外で介入とは言え、この状況は「戦時」なのですから。
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