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2018年01月06日16:50

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カラカスの男

新年というと初物が付き物。 中でもやっぱり、‎一富士二鷹三茄子でしょう。

といっても、普段の僕は夢は見ても、目覚めた途端に忘れちゃうんだけどね。

今年の1月1日の夜に見た夢はなんとなく覚えている。 というのも、やっぱり初夢だったということがあるし、中身が普段の僕とはまったく縁のない世界だったんでね。 

なんであんな夢を見たのか。 一つにはまりんと一緒に布団に入ってたからだろう。 

この姫と寝ると暖かくて柔らかくて、冬は最高なんだけどさ。 自分の方を向いて寝ないと怒る。 僕が寝返りを打って背中を向けるとすっと布団を出て、トントンと額を叩く。で、またまりんの方を向く。 でもずっと同じ方を向いて寝てるとしんどいので、また寝返りを打つ。 トントンと叩かれる。 なのでねえ、どうしても眠りが浅くなる。 で、変な夢を見るわけだ。

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そんなことで、僕が見た初夢はカラカスに赴任する夢だった。

カラカスってなんじゃいexclamation ラ米のどこかの街だろ、なんで、俺がそこにいくんだよ、だいたい何語を喋ればいいんだexclamation & question

とは思わなかった。 なにしろ夢の中なんでさ。 僕はわりかしクールにやれやれ、カラカスか、2年くらいで帰れるのかな、なんて思いながら飛行機で赴任して、宿舎に着いたんだけど。 これがなんだか廃墟みたいな高層ビルでねえ。

イメージ的にはこんな感じ(あくまでイメージ)。

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で、ベランダから下界を見下ろしたら、やけに殺風景かつ物騒な風景が広がっている。

で、またしても、やれやれとため息をついたところで目が覚めた。

今しがた、カラカスをチェックしてみたら、夢の中以上にハードなところのようだ。

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僕の会社はカラカスに支社も事務所も現法もなんにも置いてなくて、そもそもベネズェラとは縁もゆかりもない。 ゆかりがあったとしても、こんな虚弱質をあんなハードシップにブチ込むはずがない。

じゃあ、なんでカラカスの夢を見たんだろう。 フロイトじゃないけど、夢っていうのはなにか現実に遠因があるはずだ。

一つ思いついたのは漫画とアニメだった。 このチビッ子メイドにしてカポエラの使い手にして散弾銃をぶっぱなしまくるキャラクターはカラカスの貧民窟の出身。 実際、作品中にこういう風景が出てきてた。

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でも、それだけでは遠因すぎる。 僕は最近、ブララグを手に取ってないし。

ということで、また考え始めて、ハタと思いついた。

アメリカン・スナイパーだexclamation

いや、僕はイーストウッド・ファンながら、これはちょっとキツ過ぎそうだなと思って見てないんだけど。 公開当時、映画館で予告編をしょっちゅう見た。 で、初夢の直前にテレビでまた見たんだよ。 クリント・イーストウッドの新作のCMのマクラとしてね。

で、スナイパーのスコープ越しに映る子供が駆け回る荒廃した街並みが夢で見たカラカスにそっくりだったんだよ。 アメリカン・スナイパーがどこを舞台にしてたのかは知らないんだけど、そこをカラカスに置き換える脳内装置が僕の中で働いたのであろう。

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それにしても、なんか初夢としてはちょっとねえ。 

昨晩なんか自分が安田一平になってる夢を見た。 なんだか会社勤めをしてるんだけど、なにしろ安田一平なんでさ。 バリバリなわけだ。 で、なにかプロジェクトをやることになって、隣の課の御崎一十三ちゃんに手伝ってもらおうとして、声をかけたところで夢が覚めた。 こっちが初夢だったら、言うことなしだったんだけどなあ。

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そういうことで、映画というのは実生活にもなにげに影響を与える。

なので、初見をなににするかは、それなりに大事だと思う。

僕のマイミクさんの中の映画好きお二人が新年初見の映画のことを日記にしている。

一人めはこういう作品だった。 この方は往年の邦画の中で特に名画と言われる作品を追い求めている。 で、元旦に新宿でこの二作を鑑賞したそうだ。

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正直なところ、僕はまったく土地感のない世界なので、枝葉みたいなところを突っつくコメントしか入れられなかったけど。 山本富士子や若尾文子といったCMくらいでしか存在を認識できていなかった女優さんたちがね。 いったん惹かれると、魔性の魅力みたいなのを発揮するのであろうことはわかる。


一方、もう一人のマイミクさんはこれらを上げていた。 この方は融通無碍というか、面白ければ新しいのでも古いのでもなんでもいいというスタンス。 ただ、評論家が推す文芸作や金をかけた大作よりもB級作品を好む。 で、何回も見てるこれをたまたま手にとったので、また見たそうだ。

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こっちは僕も北野キタァexclamationという感じ。 でも、そうはいっても、「北野作品は僕のマイミクさんの中では好き嫌いが分かれる感じがする」というコメを入れたら。「ボクは世界中のみんなが北野映画のファンかと思ってた」という剽軽なレスをくれた。

マイミクの皆さん、どうですかね。^^;


いずれにしろ、この二人に共通するのは、ブレないということだ。 自分の好みを追求するにあたってブレない。

で、ブレないことにかけては、僕も人後に落ちない。 なので、4日の昼に隣町のさいたま新都心のムーヴィックスに出かけてってこれを見た。

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ガルパンの新作劇場版、えがったあexclamation

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封切から大分たつんだけど、館内は後ろ2/3くらいが熱心な若者(ほとんど男)でいっぱいだった。 世間は仕事始めの日だろ、なにやってんだexclamation & question なんだけど、かくいう僕も年休とってるんで、人のことは言えん。

で、深い満足感とともに一人ドトールで珈琲を楽しんだのだった。

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ついでに初物をもう一つ。 昨日は初禁酒をやった。

いやあ、年末からこの方飲みまくりだったんでねえ。 とうとう昨日、腹を壊しちゃってさ。 

昼間はまだタカをくくってた。 カミさんが作ってくれた塩味ラーメンを美味しくいただいて、念のためビオフェルミンを飲んで。 晩には収まってるだろうと思ってたんだけど。 なんだか、とてもしんどい。 とうてい何もできん。 で、結局一日中布団の中でおとなしくせざるを得ないハメになっちゃったんだよ。


暴飲暴食、因果応報の履歴を簡単に紹介すると。

元旦は家で過ごした。 で、昼は日本酒をいただいた。 スーパーに並んでた浦霞3種の中の辛口。 おいら、近頃流行りの甘ったるい酒なんて酒じゃねえ、マティーニはなるべくドライにしてくれ、派なんでね。

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息子らも家にいたけど、朝帰りで爆沈してたので、カミさんと二人で生協のおせち料理とお雑煮をいただいた。 ちなみに、うちとこのお雑煮は鶏と鳴門と三葉と餅の薄味風。

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忘れちゃいけない、まりんもいた。 彼女は甘党なので、黒豆にむしゃぶりつこうとしたけど、体に良くないので我慢してもらった。

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で、晩は息子らも揃って鍋をつついた。 僕は1年半前に大阪に赴任するときに次男に贈ってもらったとっときの赤を開けた。

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二日目は皆で僕のお袋さんのとこに新年の挨拶にいって、帰りにジョナサンに寄った。

久しぶりに出会ったハートランドビール、美味かった。

で、晩は長男は遊びにいって、残った次男と三人で鰻を賞味した。 僕は弟にもらった白を開けた。

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三日目は相棒のろまさんと中野で初飲みした。

新井薬師に初詣もしたよ。

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で、最初は寿司屋に入った。 仕出しが中心なんだけど、4人掛けの小さなカウンターがあって、その場でつまませてくれるよい店でね。 熱燗をキュッとやったわけだ。

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で、その後、安くて美味い中華料理屋にいって、激辛料理やらなんやらをつまみに紹興酒を2本空けた。

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で、最後に知る人ぞ知るのカウンターだけの洋食屋さんに行った。 ここはとにかくお店の人もお客も年齢層がやけに高い。 50代以前の人皆無。 で、常連の先輩方にご挨拶して、飲んで食った。

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で、四日目、一昨日。 僕はガルパンを鑑賞した足で再び中野に向かった。

ろまさんとあと二人、前の会社の同僚と待ち合わせてたんでね。

そのうちの一人は僕とろまさんのそれぞれの元部下の女子で、今は立派な本部の部長さんになっている。

イメージ的にはこんな感じ(あくまでイメージ)。

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で、なにしろ僕は年休だったので、先に着いてブロードウェイを徘徊した。 ヲタクの殿堂、今年もよろしくてな感じで。

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で、最初に仕事があがってやってきたろまさんと焼き鳥屋でいいちこを軽く飲んだ。

で、次に二人と合流して、飲み放題の激安店でハイボールをガンガン飲んだ。 やっぱ、久しぶりだったんでね、共通の知人の消息とかつもる話も多々あったし。

で、二人と別れて、僕らは前日の洋食屋さんにまた寄って。 名物のエビフライなどをいただきながらまた飲んだ。 実はなにを飲んだかよく覚えてないんだけど。

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で、昨日、ついにダウンしてしまったわけだ。

でもまあ、一日寝て、薬も飲んで、今朝には回復した。。。と思う。

一応、大事をみて、今日も禁酒するし。 晩ご飯は納豆と焼き魚かなんかの軽いものにしてもらうつもりだけどね。

で、明日、明後日とまりんと一緒にのんびりして。ついに仕事始めに出動するわけだ。
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