私がこの子の父親だったら、激怒して叱りつける

■火災で８人救った高校生　特撮ヒーローへの憧れ、現実に
(朝日新聞デジタル - 12月21日 20:56)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4914539

結論から言うと、私が彼の父親だったら、激怒して彼を叱りつける。何故なら、見ず知らずの赤の他人なんかを助けるために自分の命を落とすなんて本末転倒だからだ。

まして、高齢者なんかよりも何億倍も命の価値が重くて尊い若者が、高齢者の命を助けるために命を懸けるなんてあまりにも馬鹿げていて反吐が出る。

無論、ただ叱りつけるだけではなく、命の尊さと大切さを教え諭す。

「お前の命はお前と私にとって世界で1番尊く大切なものなのだから粗末にしてはいけない。見ず知らずの赤の他人のために命を懸ける必要なんかない。お前が命懸けで助けるのは自分の恋人、妻、子供だけでいい」

このように教え諭す。

蛇足になるが、彼のように思春期真っ只中の少年というのは、稀にアニメのヒーロー等に感化されて、ヒーローと自分を同一視してしまう。そのため、まるで頭の中にお花畑でも咲いたかのように正義感を振りかざす自分自身に陶酔し、身の危険も顧みず無茶な行動を起こしてしまうから困ったものである。