「自分が常に正しい」という考えを直す必要はない

■「自分が常に正しい、という考えを直したい」という悩み　妥協することがストレスになるのなら、もう直さなくていいのでは
(キャリコネ - 01月14日 10:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=4942332

「自分が常に正しい」という考えを持っている人は、わざわざ直す必要なんかないと思う。ただし、自分の考えの正しさを証明出来ない局面に立たされた時、つまり自分の考えに誤りがあった場合は、その事実を素直に受け入れ、速やかに正さなくてはならない。そうした心構えと度量があることが前提の話だ。

かく言う自分も断片的ではあるが、同様の考えを持っている節がある。たとえば、自分はこれまでに10数年間会社勤めをして、幾人もの上司や同僚と幾度となく議論、口論を交わしてきた。そこでは、悉く自分の正しさを相手の目の前で論証し、相手の誤りを理路整然と指摘してきたゆえに、職場の人間同士で争った場合において、自分の主張は常に正しいと思うようになった。

しかしそんな自分だが、余暇に通っている格闘技の道場では、自分の先生や先輩、仲間から体の使い方や姿勢等の面で誤りを指摘を受けている。道場に足を運ぶたびに必ず何らかの指摘を受けるので、この場においてはもはや「自分が常に誤っている」くらいの感覚で接するようにしている。

要するに、「自分が常に正しい」と思うかどうかは、自分が関わる場所や人等にもよって変わることもあるし、さほど重要な問題ではないということだ。重要なのは、自分の誤りをいち早く認識し、それを素直に受け入れて、速やかに正すことである。