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2017年11月23日22:26

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私家版・短編名作選補遺(11)

(31)佐々木浩之
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(詰パラ 昭和61年8月号)

77角、35玉、58角、26玉、59角迄5手詰。

 わずか5手ながら、非常に理知的な印象を与える作。まるで角がビショップのように見える。

(32)川端正一
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(将棋ジャーナル 昭和61年6月号)

13飛、26玉、27銀、35玉、44銀、同飛、33飛成、同銀、25金迄9手詰。

 素直なつくりだが、初手で打った飛の「捨て味」が実に良い。複雑で高級な作だけでなく、こういう作の良さを忘れずにいたい。

(33)恩田洋一
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(詰パラ 平成3年12月号)

42金、同銀、32飛、41玉、53桂、同銀、51歩成、同玉、63桂、41玉、
52飛成、同銀、23角成、42玉、32馬迄15手詰。

 唯一の金を手放す初手が一寸やりにくい。最後は定跡通り飛捨てで締めくくる。まさしく表紙向けの好作。

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