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2017年11月16日17:03

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【びっくり沖縄史】琉球切手のてんまつ

目の前のストックブックに宝玉のような切手が並んでいる。ヤフーオークションで収集した「琉球切手」のコレクションである。米軍占領下の沖縄で1948年から1972年(返還)まで発行された切手である。琉球政府は「琉球郵政庁」を持ち、切手の発行権を持っていた。ただし、実際の印刷作業は大部分、日本の大蔵省印刷局が行なった。シートだと右下に「大蔵省印刷局」と刷られている。

一時期、切手、特に記念切手は琉球郵政庁のドル箱だった。琉球や日本だけでなく、世界中のコレクターの垂涎の的であった。郵政庁も気合を入れて名渡山愛順、大嶺政寛といった一流の画家たちにデザインさせてレベルの高い切手を発行した。しかし、調子に乗りすぎた。記念切手を発行しすぎて市場でだぶついてしまったのである。バブル、崩壊である。余った切手は値崩れして売れ残った。バブルには注意せよ、との教訓。
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