文部科学行政を知らない文科省事務次官

■「大学行政に大きな汚点」＝加計認可で前文科次官
(時事通信社 - 11月14日 21:30)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4859318

文科大臣のせいにしてもなぁ。
田中真紀子文科大臣（当時）が大学設置審のOKをちゃぶだいがえししようとした時も5日で白旗あげたんだったよね。
文科大臣が設置審答申を覆すのなら、法律に基づく明確な理由が必要。だから、設置審がOK出したものを「文科大臣は認可すべきじゃない」とかいうのは的外れだおともうな。

異議を唱えるならもっと前の段階、特区認定に文句つけるか、設置審の審議がおかしい点を見つけて指摘するかしないといけないんじゃないでしょうか。

ホンマこの人、学部だけ作って博士課程を作らないのはダメだとか言い出したり（そもそも、学部設置と同時の大学院設置は認められない。法令上は1年以上あと、実際の運用では6年あとにならないと博士課程設置できない）。いや、高等教育局の系統の人じゃないらしいけど、もと事務次官ですよ。それにしてもこんなずさんな指摘をしているようでは、「行政がゆがめられて」って主張そのものも怪しく見えてきちゃうよ。

やればやるほど敵に塩を送ってしまってる。