最後にはシネマカメラが民生用として降りてきて、写真も撮れる
小型ビデオカメラ、にいきつく。
なぜかというと写真はスマホで十分というかスマホ以上のものになりえないから。
静止画の画質、色味コントロールはどんどん上がっていく。
今問題なのは物理的なレンズの問題だけ。
ぼけた画像がほしければ一眼でレンズを変えるしかない。
今はフルサイズの撮像素子が人気だけど、いずれもう少し小さくなる。
小さくなるとレンズが小型軽量化できるから。
これはカメラ部にもっといろんなものを入れられる、ことを意味する。
今までAPS-Cなど散々やってきたことが老人ばかりの市場に理解されなかったのと
CPUの進歩が追い付かなかっただけ。
いずれ1インチくらいまで逆行する。
その余裕を4K8Kの動画に回すことになる。
プロユースも肩持ちビデオよりはジンバルに載せてタレントと歩くような
スモールチェーンが主流になっていて、ワンオペワンカメラでドローン使って
撮るようになる。
そうすると小さいカメラのほうがいい。
スマホでも4Kは撮れるが、バッテリーパワーが足りない。
これにはどうしても一眼クラスのバッテリーサイズがいる。
現状それでも足りないのだけど、USBモバイルバッテリーを接続することで
バッテリーパックの大型化が避けられるようになった。
業務用4Kカメラは交換なしで半日は持つけれど、モバイルバッテリーパックを
流用できるなら安価になるのでこちらが主流になりえる。
カメラ部については正直スマホのほうが使いやすいし、静止画処理能力は
通常ユーザーには不要なほどある。
どうしても物理的に必要なのが、レンズ、バッテリーになる。
だから一眼がミラーレスになるのは当たり前で
いずれ絞りもISOも全部自動化になる。
人間はプロフィールで色彩設定をカスタマイズするか、
色を固定するだけ。
なぜかというとそのほうが圧倒的に仕事が早い、ワンオペが楽だから。
機材の使い方でなく、どんな絵を撮るか、というカメラマンの創作センスが
SNSや動画サイトを通じて大衆に評価され、今までの写真、映像ビジネスも
根底から変わっていく。
そこには写真の原風景があるので、結局リュミエール兄弟の
”機関車が飛び出してくる動画”(これパリの写真美術館で上映している本物
見ると確かに逃げ出したくなるようなサイズ感で迫ってくる)
から変わらない、本質が一番大事ということになる。
どう撮るか(自己満足)、でなく何を撮るか(観(顧)客満足)、が飯の種なのだ。
■パナ、一眼レフ脅かすミラーレス ピント最速0.04秒
(朝日新聞デジタル - 11月17日 15:49)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4863715
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