mixiユーザー(id:23589482)

2017年11月15日23:08

521 view

或る懸念

2歳児に睡眠薬、両親を逮捕
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4860297

まあ、結果的に誰も死なねーで、本当に良かったけどよ、この記事に関しては、俺、結構違和感覚えたんで、今宵は日記を寄せてみたんだ。

この当時2歳児の両親って、詳しい報道がねえので、推測するしかねーけど、相当若いんじゃねえかな?

こいつは手前の想像だけど、仕事は、不安定な派遣やパートとかの非正規就労。仮に正社員でも或いは所謂「ブラック企業」かも知れない。

私事だが、俺は、過去に、睡眠薬や内精神薬とか服用した経験は無い。若い頃は大麻やシャブとか、クルマの部品でねー方のLSDとか遣ってた時期有ったが、今は、晩酌に日本酒一升も空ければ、夢も見ねーでぐっすり眠れる。体質なのか二日酔いには為らねえ。

てか、眠剤とかに頼らねーと眠れねえなんて、余程日常的に薄給でストレスフルな職場で酷使されてる公算が高いんじゃねーか。

或いは、ご夫婦で、外に働きに出て、拘束時間が長く、「お子さんの事故を懸念して」が動機かも知れない。

・・・少し前に飲んだスナックで、お若いホステスさんの身の上話を訊いたコトあんだ。

彼女は、シングルマザーでなあ。2歳くれーのお子さん抱えて、昼間は幾つもの細切れのパート掛け持ちしてて、そして睡眠時間削って、夜の蝶々。

やっぱ、幼児抱えてたら、フツーの仕事着けねえもん。「子供が熱出して休まれても困る」とか、その辺の中小企業だと平気で抜かすしな。

別れた元亭主から、養育費は出ねーそうな。因みに、この国の元配偶者からの養育費の負担は、僅か「18%」だ。ま、野郎にしても、昨今、経済的に疲弊してるケースも多いので。

だからこの国のシングルマザーの相対的貧困率は、OECD加盟国で最下位な。

彼女も、夜職出る際には、自身の眠剤を子供に飲ませてるそーな・・・理由は、「自分の留守中、子供が夜中に起きて、何か重大なトラブルに為っても、対処出来そうも無いから」と。

取り敢えず、俺は彼女に「こっちに相談してみなよ」と、地元の地域包括支援センターを紹介したけどね。あ、ついでに、NPO法人「しんぐるまざーず・ふぉーらむ」も。

人生の先輩も周囲に存在せず、社会保障制度の利用方法や、アクセス手段を社会がろくに公示しなきゃ、誰だって「自己流で、子育て」と為るんだ。

これ、事件化しちまったのは、恐らく同じアパートの住人か大家が、夫婦が頻繁に子供残して外出してんので、「ネグレクトの疑い」で、サツに通報しちまったんじゃねーかな?

・・・今の安倍内閣とか、本気で憤りとか覚えるぜ。ナニが「1億総活躍社会」だよ。挙句は、憲法改正で「家族で助け合いの義務化」だもんな・・・「家族で死ぬ迄助け合えば、政府や社会は相対的貧困を蔓延させ、過去も現在も働いた経験すら無く、莫大な配当で儲ける大半は世襲の富裕層を、最優遇した責任を、一切負わずに済む」のだから!

こんな無茶苦茶な社会、先進国では、日本と米国と韓国以外には「存在してない」んだよ。

存外、この夫婦だって、「お父さんやお母さんで、子供と接したい時間が、一番欲しかった」のかも知れねーよな。

そろそろ、そんな人が、子供を誰かに託して、働きに出られて、それが奴隷みてーな就労じゃねー社会を、目指しませんか?

ま、我が家は子供授からなかったけどよ、「社会の継続性は、次世代に委ねられる」のだからさ。
37 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する