昨夜、「フレンチレストラン ミクニ サッポロ」に行きました。
日本を代表するフレンチのシェフ、三國さんがプロデュースする高級フレンチレストラン。
札幌駅直結のビルの9階。
コース料理のメニューを見ても、どんな料理が出てくるのか想像もつかないね。
これは前菜なんだけど、ウニとかホタテとか、銀杏などがお花畑のようにゼリー寄せされていて、ゆり根のムースが良い感じ。
この前菜を全部食べちゃったのが災いして、もうお腹いっぱい・・・。
そのあとのメインディッシュもデザートも食べきれなかったので、写真を撮って楽しみました。
魚料理はハーブがいっぱい。
真ダチのフリットを食べた夫が小声で「ゆきちゃんの揚げた鮭の白子の方が好きだな〜。」と言うので「真ダチの方がずっと高級なんだけどね〜。」と苦笑。
これは「プレ・サレ」と呼ばれるサフォーク、仔羊肉です。日本では焼尻島だけに命名されている希少で超高級なラム。潮風に当たったミネラルたっぷりの草を食べた国産羊肉は首都圏の高級料理店に行っちゃうので、北海道で食べられる店はほんのちょっと。
ヒレの肉と、腰のあたりの珍しい肉を頂きました。
実は私、焼尻島で、本場の羊肉を食べたことがあり、大した感動はなかったけど、夫は私の説明を聞いて「なるほど〜」と感動していました。
ま、正直言って、キャンプで食べるタレ付きのジンギスカンの方が私には合ってるけど、美味しかったね。でも、モンゴルで食べた羊はもっと美味しかったのよね〜。
デザートの前にも珍しいチーズなどいろいろ出てきたけど、完全にギブアップ。
食用のスミレの花って珍しいので、このお花は食べたよ。お腹いっぱい過ぎて、味は良くわからなかった・・。
コース料理はちょうど2時間でフィニッシュ。
駅まで歩いただけで横っ腹が痛くなるくらい、頑張って食べたけど、フランス料理って、一皿ずつ出されるから、配分ができなくてつらいわ〜。
全部いっぺんに食卓に出されたら、食べきれそうなものだけ選びたいよ・・・。
手の込んだ料理を作ってくれたシェフさん。残してごめんなさい。
あんなに行きたがっていた夫も、帰り道「やっぱりゆきちゃんの料理が一番おいしい。」と言ってました。
実は私、家政科の出身。料理コンテストで優勝したこともあり、料理雑誌でもお仕事をしていました。
なので、希少な食材の知識やソースの味付け、盛り付けなどの技術はすごく勉強になりました。
でもね、北海道の食材はそのままでも抜群に美味しいので、ローズ風味なんて手をかけるのはもったいないな・・・・って思っちゃった。
お接待ですが、このコースはひとり¥13000です。一生に一度の思い出。
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