(04)堀内和雄
(近代将棋 昭和63年2月号 7手詰)
73角、26玉、35角、同金、37角成、同玉、27金迄7手詰。
初手は4手目15玉の変化に備えた限定打。私見では、こちらの方が376番より良い。
尚、16桂を歩にすると初手より46角、26玉、27金以下の余詰を生じる。
(05)吉田芳浩
(詰パラ 昭和62年4月号 11手詰)
44角成、81玉、71馬、同玉、53角、62角、63桂、81玉、84飛、同桂、
71角成迄11手詰。
初手53角は62歩で逃れ。それではと邪魔駒である22角を消去すると、今度はこの角が62での合駒となって発生する。すっきりした仕立て方が好ましい。
(06)梅本拓男
(詰パラ 平成12年9月号 15手詰)
41飛成、31桂、12銀、22玉、23銀成、同桂、44馬、33金、34桂、12玉、
11龍、同玉、33馬、同歩、22金迄15手詰。
盤面6枚の簡素形から2度も合駒が出て、最後は清涼詰。手の流れも非常に心地よい。短編にこれ以上何を望もうか?
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