日頃、音楽活動をしてると、いろんな人に言われる。
「音楽が出来て良いですね〜」
「私なんて何も特技が無いんですよ〜」
「しかも、家族で演奏できるなんて羨ましいわ〜」
確かに、ギャラを頂いて音楽してます。
いろんな所から依頼を頂いて、週末は大抵どこかで音楽会をしています。
旦那ちゃんは音響とギターを担当してますが、まだ現役サラリーマンなので、週末のみ仕事を受けています。
娘も私の相棒としてピアノをしています。
息子はパーカッションやバンドの時はベース・私の歌のピアノも担当します。
どうです?羨ましいでしょう?
良いでしょう?
でもね、無責任に羨ましがったり、それを軽々しく口に出さないで下さい!!
大体、それを言うのは、音楽会に来たことのない人・・・。
来たことのある人は、
「今日も楽しかった〜」「素敵でした〜」「今度はいつ?又聞きたいですね〜!
と言ってくれる。
家族はとても仲が良いのですが、揉めるとき、トラブルは殆どが音楽の事です。
家庭崩壊の危機も何度かありました。
それなのに、羨ましがられるとちょっとムカッとします。
ある日、娘と一緒の時また、そんな感じの会話になりました。
そこで、娘が私の代わりに言ってくれた。
「そんなに羨ましいなら、あなたもしたらいいじゃない!!
1日8時間くらい練習すれば、あなただってプロになれるわよ!」
カッコいいね〜!
娘も、自分の言った事、気に入ったらしくて、それからはいつもそう言う。
「あなたもしたら良いじゃない!」
高校・大学と音楽しか思い出がない私。
毎日8時間は必ず練習してた私。
泣きながら、一緒に練習し、同じステージに立った娘・・・。
そんな辛いときがあったから、今、この歳になって楽しい音楽会が出来るのに・・・。
そんな思いを一言!
「あなたもしたらいいじゃない!!」
ん〜。名言だな〜!!
でも、外面のいい私には中々言えそうにない。
いつか、言ってやろうと心の中で思っているだけ・・・。
娘の言葉が心の中にあるから、これからも頑張れる気がします。
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