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2017年10月14日09:02

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日本版マッカーシズムと化したこの国の惨状。

■自公、300議席うかがう勢い 朝日新聞情勢調査
(朝日新聞デジタル - 10月13日 22:53)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4811835
保守対保守ではなく、反動復古と反動復古が手を結ぶ未来図が現実化しつつある。そして批判派を左翼だ、売国だ、反日だ、中国の手先(笑)とまで叫ぶ声の知性の低さ。

これはもうアメリカのマッカーシズムの時代(ちゃんと世界史で習ったよね?自虐史観ではないのだよ)の再現であるのかもしれない。マッカーシズムの根っこは、第二次世界大戦まえからあり、もっといえばロシア革命後からつづく反共主義が、世界恐慌のときに社会不安と結びつきサッコとバンゼッティ事件へと暴走したときに始まる。それが戦後の冷戦の不安によってさらに拡大したのが、マッカーシズムという言論弾圧、共産主義者狩りに名を借りたリベラル追放というアメリカ現代史の汚点であったのだ。

いまの日本はそのときのアメリカと相似形を成しているようだ。あのときのアメリカでは、自由主義者が、民主主義者までもが共産主義のスパイと糾弾され、社会から追放された。あの喜劇王チャップリンもアメリカを離れざるをえなかった。あのディズニーも仲間たちを裏切り、偏見と憶測を公言した。ケネディも、レーガンも、マッカーシズムに加担した。政権批判はすべてスパイの仕業と批判された。そのときのバカげた状況が、いま日本のネットでは珍しくもない。

まさかそんな状況に日本がなるとは思っていなかったが、それでも強権政治に反対する私はきちんと投票で意思表示をしたい。
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