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2017年10月11日09:32

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ヒロイン像になんの新しさもない。

■綾瀬はるか、“強すぎる女性像”でイメージ一新 金城一紀『奥様は、取り扱い注意』の新しさ
(リアルサウンド - 10月11日 08:12)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=169&from=diary&id=4807033
綾瀬はるか、もっさりおっとりのイメージが強いが、大河ドラマでは会津藩のジャンヌ・ダルクだったし、ファンタジー大作でもアクションがあったし、過去にも(なぜか!)座頭市ウーマン、さらに彼女なのにサイボーグだったり、けっこうアクション経験が豊富なのだ。テレビドラマでは本格主演になったセカチューでも、みごとなフォームで校庭を走っていたっけ。

それが、第一回め、DV男とのアクションの酷さ!あれはなんだ?カット割りの酷さ、カメラの酷さ、演出がとほほ!いや、演出だけの責任ではなく、脚本が酷い。DVという社会問題をこんなに浅く描くことの無神経さ、暴力を暴力で解決するという乱暴さ。

このリアルサウンドの映画評で、『メアリと魔女の花』を評価する映画評論家の常識を疑うという(私はこの作品、高評価で、この文章を書いた人の鑑賞力がいかにないかを実感したのだが)文章があったのだが、そうまで書くのなら、こんな酷いドラマを評価してはそれこそメディアとしては自殺行為だろう。

私は金城一紀の脚本なのか?と驚いたのだが、冷静に考えると、国家社会を変えていくのは、あるいはテロから社会を守るのは男たちであって、女はそのアシスタントにすぎない、専業主婦やってパートタイマーでDVとかそこらのトラブルを解決すれば十分、的な上から目線、もっといえば女性差別意識があるのではないだろうか?

ということで、このドラマと、新しい朝ドラ『わろてんか』を評価するようなメディアは信用しないほうがいい。


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