(01)山本昭一
(詰パラ 昭和54年8月号 7手詰)
16龍行、37玉、28金、同と、36龍、同玉、26龍迄7手詰。
下段へ態々遁走させるような初手と3手目のコンビネーションが面白い。長編が本職の作者だが、短編にも光るものがある。
(02)松本 均
(詰パラ 平成5年3月号 9手詰)
56飛、同と、45桂、同角、44金、64玉、55金、同玉、54金迄9手詰。
56を埋めることに気付いて初めて、作者が狙った詰め上りが見えてくる。一桁手数の短編としては出色の出来。
(03)林 雄一
(将棋世界 平成4年8月号 11手詰)
36銀、同と、18馬、同玉、16桂、38桂成、28金、19玉、29馬、同成桂、
18金迄11手詰。
全く無駄のない配置、そして都会的で洗練された作意。作図センスの良さが端々に感じられる。この作者の復活を心待ちにしているのは、きっと私だけではない筈。
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