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2017年09月13日22:33

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本当に痛みがなかった

830病院着。
診察を受けてから、入院へ
頸管については、「糸が頑張っている状態。よくもったね」と。
本当に。なんて幸せな妊娠生活を送らせてもらえたんだろう

いい時間を頂きました。

900 病室案内。
お産が立て込んだらしく、お部屋がまだ空いていない
とりあえず、陣痛室でNST
最後の心拍拝聴。
ウテメリンがないせいか、130のビート。
聴き慣れないゆっくりさ。

その後は暫くフリータイム。本当なら荷ほどきするんだけど、陣痛室で待ってるだけなので何もすることがない。
新生児室前をプラプラしてテンションを張っていく
近所の産婦人科が昨年分娩を辞めたので、そのぶんのお産がこちらにきてるらしい。
ずらりと並ぶベビーたち。
上の子達を産んだ医大では考えられない光景だ。

丁度小児科医の診察が行われている時間帯で、病院中のベビーが集められていた。
赤ちゃんパーティ状態*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

泣いたり、ねんねしたり、泣いたり。
ああ、かわいいなあ。
数時間後、この中に自分の子がいるのかと思うと今から感激してしまう。

ここで夫は早めの昼食を摂りに一旦退出

1100術衣に着替えて点滴開始
1130夫は戻る
1200病室が空いたので、移動して簡単に荷ほどき

1230手術室からお呼び出し

手術室の前で名前を言って、スリッパを脱いで入室。
職場のラボみたいなお部屋で、なんだか落ち着く(笑
あれだけ、効かない麻酔が怖いと泣いてた患者が和やかに入ってきたので、スタッフも穏やかに迎えてくれる

手術台に登り、術前処置
術衣を脱いで、弾性ストッキング以外はマッパに。
点滴に抗生物質を追加して、
右腕に血圧計、胸に心電図
腰に麻酔の効きを良くするらしい注射を一本。スタッフ曰く「これが一番痛い」らしい。
確かに痛かったけど、普通の筋肉注射程度。
ついでに、その姿勢で硬膜外麻酔姿勢の練習。上手い上手いと褒められて調子にのる。

その間にバースプランの確認。
怖がりの私の希望を聞いてくれて、術中も眼鏡を掛けていられることに。
といっても、術中は顔の前に大きな紙が広げられるらしいので何も見えないんだけどね。

それでも、眼鏡を外すと、色と光しか認識できなくなるので、怖いのだよ…

1300 先生方入室
院長先生と、ゴッドハンドとして名高いM名誉院長、と…後数名(視認できず)
スタッフが前回の帝王切開ですごく痛かった旨を報告すると、先生方が口を揃えて「大丈夫」「痛くしない」と約束してくれる
M医師が穏やかに「痛いことはしないよ」と約束してくれると、それだけで安心して泣けてくる。

エビの姿勢で硬膜外麻酔施術開始
背中中を消毒。ひやっとしてくすぐったい。
カテーテルを入れる前の麻酔。これが本日2番目の痛さ。正直言って、さっきの注射の方が痛かった。
で、スタッフに抑えられてのカテーテル設置
ぐねぐね、ミシミシと違和感のような気持ち悪さが背中を這う。
痛いとも言えるし、痛くないとも言える。変な感じ。
カテーテルは背骨に8センチ入ったらしい
麻酔薬が入れられて、痛くないか確認。

次、腰椎麻酔。
キタキタ。シロッカーの時に激痛を見たあれだ。
再びエビの姿勢で…
「麻酔薬が入ったら、暖かくなって痺れてきますからね」
痛みゼロ。ってええ??
本当に、足が暖かくなって、痺れておしまい。シロッカーの時にあった激痛は何なんだったんだ。

すぐに足が痺れてくるので、そこからはお人形さん状態。
でも…
センセ、、バリカン痛いですよ(笑
「あ?まだ痛かった?」
恥毛が引っかかって引っ張られるなので、流石にまだ痛いです

お腹の上の消毒も、冷たく感じたり感じなかったり。
「痛いです」「それは大丈夫」「冷たい」…
ゴッドハンドM医師が頭上から様子を伺いながら全身管理をしてくれます。
麻酔の効き具合と息苦しさに合わせて、追加で薬剤が入ります。

痛いことはしない

その約束通り、麻酔の確認に時間を割いて
私がもう大丈夫そうだなって感じになったところで執刀

BGMはオルゴールメドレー。ジブリが多い。

私から見えるのは、正面に拡げられた青い紙と、右手に見えるバイタル表示
左手に見える点滴の手
頭上にM医師

バイタル表示を見ると、血圧は低めで安定
心拍も酸素飽和度も安定してます。

ごにょごにょと引っ張られたり、クランプされたりしながらも
無痛

破水があるとお腹が急に萎んでくる感じがわかります
張りが取れて楽になるのは麻酔をしててもわかりました。
ちなみに羊水量は「多い」
お腹から赤ちゃんを出すときは、押したり押したりするので、痛みではなく気持ち悪さがでてきたけれど、やはり無痛
赤ちゃんが出た途端、お腹は軽くなり破水した時のような「楽」な感じがさらに追加され…
「ああああー!」と大きな産声が。
え?あんなにすぐ泣くの?

前回、ここから強烈な痛みに襲われ、
今回もここらかは痛いことを覚悟していたのですが、実際はひどく穏やかでした

すぐに、母親の右手方向にぬっと赤ちゃんが差し出され、紫色の肌、真っ白な胎脂に包まれ、大声で泣いてるベビーが見えました。
私の腕が拘束されてるので触れませんでしたが思わず笑顔になった瞬間でした。

赤ちゃんは処置のためすぐにどこかへ連れていかれましたが
大きな産声は手術室中に鳴り響いて、
煩いはずなのに心地よくて泣けた
痛くないし、子供にも会えたし。
泣いてる私を見て、スタッフが心配そうに覗き込んできたけど、痛みはなくて、嬉しくて泣けたというと、良かったねえと返ってきました。

一年前の私に教えてあげたい。
今回は穏やかで穏やかで穏やかだよ。って。

「大きい」胎盤をとりだして、お腹を洗浄。液体が入れられたり、吸われたりする過程は流石に気持悪くて、吐き気どめ追加。
薬はいつの間にか効いてきて
緊張がほぐれて、眠気もやってきました

途中、赤ちゃんの声が一時途切れました。
多分、相方の所で臍の緒を切ってるんだろうな。
抱っこできたかな?

痛みなく、眠くなるって幸せ…
そこに「早期母児接触」のために、赤ちゃんが帰ってきました。まあ、小難しい言い回しですが、要はカンガルーケアです。

今回も痛みで出来ないだろうと半ば諦めていましたが
何事もなく初乳をあげられました。
ああ、この子は私に似てるな…
私の母の家系の顔立ち…

初乳をあげていると後陣痛が発生
胃の下方が、胃痛のような痛みに襲われます。といっても、まだ、我慢できる程度。

ベビーが下げられ、閉腹して、いろいろ弄られると痛みも増してきて、ここで痛いとも訴える。
「後陣痛だねえ。痛いねえ」と言われ、すぐに麻酔量追加。我慢できる程度に下がりました。

閉腹後は続けてシロッカー抜糸。
ギチギチに結んであるらしく、かなりテープが切りにくい様子。
シロッカーテープ、ありがとう。
先生ありがとう
私とベビーを5ヶ月守ってくれました。

1400退室
術衣を着せられ、スタッフ総出でストレッチャーに移され(流石にこの衝撃は痛かった
回復室へ。

点滴台や血圧計が取り付けられた後、相方が入ってきました。
「おつかれさま」
フォト


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